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[MOM3960]大宮U18FW前澤拓城(3年)_悩めるストライカーを救った森田監督のアドバイス

ゲキサカ / 2022年7月27日 20時35分

前澤拓城(3年)は2ゴールで勝利に大きく貢献

[7.27 日本クラブユースサッカー選手権U-18大会D組第3節 大宮U18 2-1 京都U-18 大渡緑地]

「自分が点を取れていなくて、プレミアリーグからチームにずっと迷惑をかけてきて、本当に心が折れそうでした。チームメイトからも『いつ点決めるの?』と煽られて、なんでこんなことになっちゃったんだろうと思いました」

 プレミアリーグEASTでは5月14日の第7節・流通経済大柏高戦を最後にゴールがなく、7月のプレミアリーグでは先発メンバーからも外れた。今大会も2試合ゴールなし。大宮アルディージャU18のFW前澤拓城(3年)は深い悩みに陥っていた。

 そんな前澤に、かつて長身FWとしてJリーグで大活躍した森田浩史監督はアドバイスを送った。「モリさんに前日の夜、『お前がここで変われるかどうか』と話をされて、覚悟を持って挑めた結果がゴールにつながりました」という前澤。4分の「無心で振り抜いた」というゴールは、「モリさんに『何も考えるな、本能でやれ』と言われていた」という通り、まさにアドバイスの賜物だった。

 森田監督は前澤について「公式戦でゴールがなくてかなり苦しんでいた。やっぱりストライカーというのは点を取ることで乗って行きますし、気持ちが楽になって充実してきます。無心で夢中でやることが良いかなと思って声をかけました」と前澤へのアドバイスの意図を語った。

「ポジションによって接し方を変えているわけではないのですが、FWのところは僕が分かる部分や伝えられる部分が他のポジションよりも多い。多少なりとも影響したのであれば良かったかな。でも本人の持っているポテンシャルとこれまでの努力が生み出したゴールなので、僕はほんのちょっとお手伝いをするだけです」

 そう謙遜する森田監督だが、小学校4年生の時から師事する前澤は、どこまでもついていくつもりだ。「モリさんにはずっと指導してもらって、ポストプレーの体のぶつけ方も教えてくれている。すごく感謝しています」、ストライカーとして花を開かせようと努力を続ける。

(取材・文 小林健志)●【特設】第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

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