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プレミア無敗川崎U-18の猛攻を耐えきった!東京VユースがPK戦で勝利し8強へ

ゲキサカ / 2022年7月28日 19時11分

 東京Vユースは相手にボールを保持される時間が長い中、チーム全員が守備意識を切らさずPK戦に持ち込んで、勝利を掴んだ。中後監督は「うちはよく守りました。ほぼボールを保持されて、チャンスを作られながらよく選手は耐えました」と語る通り、相手にボール保持されながらも全員が守備意識を切らさず踏ん張ることができた。

 また中後監督は、「本当のスタイルとしてはボールを握るのが理想ですが、相手は強かったですし、押し込まれる時間帯をよく我慢しました。こういうゲームで成長すると思います。こんな試合は今まで無かったのですが、選手は割り切って頑張りました」とも語る。いつもはボールを持つのが得意な東京Vユースが、ボールをほとんど持てない展開を必死に耐えきった。

 川崎U-18は今季公式戦初の敗戦でベスト16敗退となった。長橋康弘監督は「自分たちの目指すサッカーは『ボールを持つこと』ではありません。自分たちのサッカーができたようで、できなかったゲームだと思います」とあと一歩相手を崩しきれず、得点を奪えなかったことを悔やんだ。

 それでも「ここに来てグループステージ3試合、そしてラウンド16と失点ゼロで4試合来ました」と来季のトップ昇格が決まるDF松長根悠仁(3年)とキャプテンDF高井幸大(3年)の2センターバックを中心とした守備面には手ごたえを深めた様子。

 そんな高井もPKでの敗戦を喫したことで、「自分たちの時間も多くてやれているサッカーはすごく良かったのですが、最後の精度が足りず、ゴール前のシュート、ドリブルの判断のところで1点が遠かった」と内容面での反省を語る。「これで今年のフロンターレのサッカーが終わったわけじゃありません。まずプレミアリーグを無敗で優勝して、チャンピオンシップで絶対勝って笑って今年を終えられるように頑張りたいです」。そう、まだチームには目指すべきものが残っている。プレミアリーグEAST優勝、そしてチャンピオンシップ制覇に向けて再び走り出す。 

(取材・文 小林健志)●【特設】第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

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