e日本代表、悲願の世界挑戦はグループステージで終幕…FIFAeネーションズ杯16強ならず

　FIFAeネーションズカップは28日、デンマーク・コペンハーゲンで大会2日目を行い、初出場のe日本代表はグループステージ敗退に終わった。大会初日は1勝2分2敗の勝ち点5でベスト16圏内のグループ4位につけていたが、2日目は1勝1分3敗と苦戦。初の世界挑戦はグループ5位で幕を閉じた。

　eネーションズカップは2019年に創設された国別代表の世界大会。個人戦で行われるeワールドカップ、クラブ単位のeクラブワールドカップと並ぶFIFA主催ビッグタイトルにあたる。日本は過去2大会の出場権を得ていたが、新型コロナウイルスの影響で中止となったため、今回が初出場。ナスリ、アグ、黒豆の3選手に加え、ジェイがコーチ、youxme(ユーミー)がサポートメンバーとして参戦した。

　大会初日はフランスとドイツに連敗スタートとなったが、見事なリカバリーでスウェーデンとUAEに引き分けると、最終戦でペルー相手に今大会初勝利。UAEとペルーと同じ勝ち点5ながらも当該対戦成績の結果で上回り、ノックアウトステージ(ベスト16)進出圏内の4位で終えた。

　ところが同じ対戦相手に挑んだ2日目は苦戦を強いられた。初戦でフランスに1-4で大敗すると、続くドイツ戦では2点を先取するも追いつかれてドロー。3戦目でスウェーデンに1-3で敗れた。その結果、この時点で順位を争っていたUAEとスウェーデンがこの日3連勝したため、日本はグループリーグ敗退が決まった。4戦目ではアジア勢のUAEにも0-3で完敗。最終戦ではペルーを2-0で下したが、グループ5位で幕を閉じた。

　B組からはドイツ、スウェーデン、UAE、フランスがノックアウトステージに進出する。

　順位表と大会スケジュールは以下のとおり

▼B組順位表
1.ドイツ(18)+6
2.スウェーデン(18)+6
3.UAE(17)+2
4.フランス(14)+2
5.日本(