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前橋育英が序盤の劣勢をばん回、PK戦を制して09年以来の優勝に王手

ゲキサカ / 2022年7月29日 18時3分

 大澤は徳島に来てからのPK練習で存在感を発揮していた、ベンチの盛り上げ役。主将の徳永は「PK戦は、大澤が一番緊張していた。(彼の)キャラクターも含めて、これは勝つという確信があった」と笑ったが、1本ずつチーム全員が大澤の名前を叫んで盛り上がった。

 相手の3人目、5人目のキックをクロスバーが弾いてPK戦4-3で前橋育英に軍配が上がった。セーブをできなかった大澤は「4本目で止めたと思ってガッツポーズをしたら、ボールが前になくてゴールに入っていて、頭を抱えたらベンチのメンバーに笑われた」と話したが、反応自体はシュート方向に鋭く、キッカーは楽な気持ちで蹴れたようだ。

 PK戦で辛くも勝ち上がった前橋育英は、翌30日の決勝戦で帝京高(東京1)と対戦する。山田監督は「日本一を取る、取らない。こんな機会を与えられて感謝。幸せなこと。だからこそ、明日の決勝戦ではすべてを出して日本一を取りに行かなきゃ男じゃないと選手に言いたい。チャンスをつかみ取るのは、お前たちなんだと。明日は全力で行きたい」とハッパをかけた。09年以来13年ぶり2度目の優勝なるか。最終決戦に挑む。

(取材・文 平野貴也)●【特設】高校総体2022

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