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前橋育英が夏の高校日本一!後半アディショナルタイムの決勝点で帝京下し、13年ぶりV!!

ゲキサカ / 2022年7月31日 4時44分

 逆に帝京は31分、左サイドで相手のタックルをかわした松本がドリブルで50m近くを独走。中央へ潜り込んだところで止められたが、こぼれ球に山下が詰める。だが、GK雨野が身体に当てた。

 ともに技術力やボールを奪い取る力、切り替えの速さを見せ合うハイレベルなファイナル。帝京は35+1分にCKの決定的なピンチを島貫がゴールライン上でかき出し、40分には自陣PAからロングカウンターを繰り出す。伊藤が長いドリブルから相手のギャップを突くスルーパス。完全に崩して大田が左足を振り抜くが、GK雨野が止め、0-0で前半を終了した。

 前橋育英は後半立ち上がり、相手の背後を的確に突く形やサイドからの崩しで決定機を連発。だが、高足のシュートがわずかに枠を外れ、山本とのパス交換からゴール前に飛び出した小池の左足シュートも枠を捉えることができない。15分にFKを繋いで高足が右足シュートを放つが、GK桑野に止められてしまう。

 帝京は後半5分、橋本と齊藤をスイッチ。齊藤のパワフルな動きを活用し、11分には左中間を伊藤が抜け出す。だが、前橋育英はカバーした徳永が阻止。帝京はDFラインの奮闘はもちろん、交代出場の押川が判断速くボールを身体に当て、田中の精度の高いキックでカウンターを狙った。

 前橋育英も守備陣が集中力高い守備を継続。29分には山本に代え、怪我明けの日本高校選抜MF根津元輝(3年)を投入した。31分、前橋育英は左中間へ抜け出した大久保が決定機を迎えるが、シュートを帝京DF島貫がブロック。前橋育英は直後に根津が右足ミドルを狙うが、シュートは左へ外れた。

 帝京は33分、山下をMF前野翔平(3年)と交代。35+2分、帝京は松本をMF 山崎湘太(2年)へ、前橋育英は井上とMF 堀川直人(3年)を入れ替える。迎えた35+4分、前橋育英はバイタルエリアで前を向いた高足がドリブルから右足を振り抜く。GKが反応したが、シュートの勢いが勝り、ゴールイン。この後、前橋育英は大久保とMF山田皓生(3年)を、帝京は田中とFW横山夢樹(2年)を入れ替える。だが、高足の1点が決勝点となり、上州のタイガー軍団が夏の王者に輝いた。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2022

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