1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

夏準Vから冬の日本一へ。帝京主将は“らしい“宣言の一方で、優勝校の姿を瞼に焼き付ける

ゲキサカ / 2022年7月31日 20時26分

 そして、「ロッカールームにあとで戻ったら、(チームメートに)『ここまで戦ってくれてありがとうだけど、まだ冬があるんで、全員が落とさずにもう一回この悔しさを忘れずに次は勝とう』と言いたいです」と続けた。

 今回のインターハイが、低迷期から這い上がってきた“新たな帝京”にとって大きな大会になったことは間違いない。1試合不戦勝だった前橋育英よりも、どのチームよりも多い計6試合を経験。日比威監督は「きょうで6試合ですけれども、(予選を含めて)インターハイ9試合やらせてもらったことは選手、指導者にとっても財産。(新しい帝京が)少しずつ動き始めたと思います。(学校、卒業生も含めて)オール帝京の力で返り咲ける場所に返り咲きたい」という。

 その財産を持って、帝京は選手権で10個目の星を目指す。伊藤は「帝京高校は主役なので。夏獲れずに冬獲ったらみんな感動できるんじゃないかということで、一種のエンターテイメントとして良かったんじゃないかと思います」と報道陣を笑わせた。“伊藤らしい”言葉での優勝宣言だったが、瞼に焼き付けた優勝校の姿は決して忘れない。東京に戻り、また一つ一つ努力を重ねて冬は帝京が頂点に輝く。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2022

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください