J2武者修行中も「広島で活躍するために3年間やってきた」川村拓夢が涙のJ1初ゴール!
ゲキサカ / 2022年8月6日 21時44分
[8.6 J1第24節 鹿島 0-2 広島 カシマ]
0-0で迎えた後半38分、サンフレッチェ広島の左ウイングバックで投入されたMF川村拓夢は大いに燃えていた。「これまで決定機を外していたので、0-0でキツい状況で入って、ゴールを決めてやろうと思っていた」。するとわずか1分後、思い描いていたとおりの結末が待っていた。
後半39分、川村は左サイドで浮き球のパスを収め、相手をいなしながらのボールキープから中央にパスを送ると、MF松本泰志のフリックを受けたMFエゼキエウが2人を抜いて中央突破。そのまま右に展開し、オーバーラップしていたDF野上結貴が折り返しのパスをゴール前に送ると、ファーサイドから飛び込んでいた川村が右足で流し込んだ。
「ボールが来るだろうと思って入ってたら、うまくボールが入ってきて、逆足だったけど自分のゾーンにうまく入ってきたので決められた」。川村にとってはこれがJ1リーグ初ゴール。2018年に広島ユースからトップチームに昇格して苦節5年目、悲願だった一撃が鹿島との上位対決を制す値千金の決勝弾となった。
昨季までJ2リーグの愛媛FCで3年間の武者修行を経験し、帰還を果たした今季もシーズン序盤に左膝外側側副靭帯損傷で長期離脱。「広島で活躍するために3年間やってきた」という22歳にとっては苦しい日々が続いていた。それでも7月の復帰後は2試合に先発出場し、この3試合目で初ゴール。「怪我もあって思うようにいかなかったが、人生で一番嬉しかった」とピッチ上で感極まった。
試合後、ミヒャエル・スキッベ監督は野上、川村をウイングバックに投入した作戦について「ディフェンスシブというより、オフェンシブな狙いだと考えてもらっていい」とし、「結果論にはなるが、野上から川村が最後に上がって決めたのは素晴らしかった」と采配的中に笑み。「選手が変わってもレベルがおちずにプレーすることができるのを証明できた」と手応えを語った。
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