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清水がFC東京を撃破、降格圏脱出に弾み! カルリーニョス先制弾、またまた山原アシストからサンタナ弾

ゲキサカ / 2022年8月7日 19時56分

FWカルリーニョス・ジュニオが先制点

[8.7 J1第24節 FC東京0-2清水 味スタ]

 J1リーグは7日に第24節を行った。FC東京と清水エスパルスの対戦は、清水が2-0で勝利。敵地で3試合ぶりの白星を手にし、降格圏脱出に弾みをつけた。

 7位・FC東京は前節に上位のサンフレッチェ広島と対戦し、先制を許すが、2-1で逆転勝利。今季3度目の連勝を果たした。メンバー変更は2人。GKヤクブ・スウォビィクとFWアダイウトンが復帰した。4-3-3の布陣を敷き、GKはスウォビィク、4バックは左からDFバングーナガンデ佳史扶、DF森重真人、DF木本恭生、DF長友佑都が並ぶ。アンカーはMF東慶悟、左インサイドハーフはMF松木玖生、右インサイドハーフはMF安部柊斗。前線3枚は左からFW三田啓貴、FWディエゴ・オリヴェイラ、アダイウトンとなった。

 一方、降格圏内に沈む17位・清水は前節のサガン鳥栖戦で打ち合いの末に3-3のドロー。ビハインドの状況から勝ち点1を手にした。中6日が開き、先発は6人が変わった。4-4-2の布陣で、GKは権田修一、4バックは左からDF山原怜音、DF鈴木義宜、DF立田悠悟、DF原輝綺が入る。ボランチ2枚はMF松岡大起とMF白崎凌兵。左サイドは加入後初先発のMF乾貴士、右サイドは前節に続いてMFヤゴ・ピカチュウとなり、2トップはFWカルリーニョス・ジュニオとFWチアゴ・サンタナが入った。[両スタメン&布陣]

 清水は両サイドの乾とピカチュウが起点となり、効果的な攻撃を仕掛ける。前半20分には山原からの縦パスをT・サンタナが収め、さらに右横にパス。最後はピカチュウが右足ミドルを放つが、惜しくもゴール左外に外れた。同28分には松岡が中盤から右足ミドル。これもわずかにゴール右外に逸れていった。

 FC東京は前半38分にセットプレーから決定機。三田が左CKを蹴り、PA中央の森重が頭で合わせると、相手選手に当たる。こぼれ球をアダイウトンが左足ボレーでゴールに流し込んだ。だが、シュートコース上の東がオフサイドの位置にいたため、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックによりノーゴールとなった。

 前半をスコアレスで折り返し、両者ハーフタイムでの交代はなし。得点がほしい清水は後半13分、FW北川航也らがビブスを脱ぎ、投入の準備を始めた。すると、その直後に均衡が崩れる。

 清水は後方のパスから右サイドのピカチュウが前に流し、原が反応。マークをはがしながら突破し、右サイドの深い位置からクロスを上げる。PA中央のカルリーニョスが頭で叩き込んだ。先制した北川らはビブスを着直し、交代はいったん保留となった。

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