怒涛2ゴールもルヴァン杯のヒーローになれず…川崎Fマルシーニョ「Jリーグはまだタイトルがある」
ゲキサカ / 2022年8月11日 10時2分
[8.10 ルヴァン杯準々決勝第2戦 川崎F 2-2 C大阪 等々力]
2得点を挙げ、川崎フロンターレのヒーローとなるはずだったFWマルシーニョ。しかし終了間際の2失点でチームは敗退が決定。「過ぎてしまったことをいつまでも悲しんでいても次はない」と気持ちを切り替えている。
7日のリーグ戦で横浜F・マリノスとの死闘を制した川崎Fだが、中2日が開いたセレッソ大阪との大一番では、先発メンバーの変更は1人のみ。マルシーニョも再びスタメンに入った。すると、疲労を見せずに躍動。前半40分にゴール前のこぼれ球を叩き込み、先制ゴールを挙げると、後半8分にはFWレアンドロ・ダミアンとの連係から追加点を決めた。
今季はリーグ戦で5ゴールも、直近の得点は約1か月前。「ここ数試合はゴールチャンスは転がってきていたが、決め切ることができず。日ごろから自分に強くゴールを要求しながらずっと準備してきたつもりです。きょうゴールという形で生まれてよかった」。両方ともに、ゴールまで駆け抜けた結果の得点。得点意識が結びついた形となった。
だが、後半45分からまさかの2失点。アウェーゴール差で頂点への道は閉ざされ、マルシーニョもヒーローになれなかった。
「選手、クラブ関係者全員が、今日の結果に残念な気持ちでいっぱいになっています。試合が終わるまで、レフェリーの笛がなるまで、最後の最後まで集中しなければ、サッカーの世界はこういうことが起きる」
「4戦連続で出場して出場時間が多い選手たちが数名いました。残念ながらこのタイミングで疲労感が出てしまったのかなと正直思います。ピッチに入った選手たちは精一杯、自分ができることを最後までやった」
カップタイトルはすべて逃し、残るはリーグタイトルのみ。それも苦しい戦いだが、マルシーニョは「Jリーグはまだタイトルがあります」と力強く語る。「いつまでも下を向いていてもしょうがない。過ぎてしまったことをいつまでも悲しんでいても次はない。とにかく切り替えてJリーグに集中していきたい」。敗戦を認めつつ、何度も気持ちの切り替えを強調した。
2得点はチームに勝利をもたらすことはできなかったが、家族に捧げるという。「(1点目は)きのう娘の誕生日でもあったので、娘に捧げたいと思っています。2点目は、今月末に出産予定の妻がいるので、妻へのゴールにしたい」。いよいよ目標はリーグ3連覇に絞られた。誰よりも素早く、さらなるゴールを目指していく。
(取材・文 石川祐介)●ルヴァン杯2022特設ページ
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