東山は倍以上のチャンス作るも連敗。ボランチ復帰で好プレーのMF松橋啓太は課題改善誓う
ゲキサカ / 2022年8月11日 11時7分
[8.10 和倉ユース3位決定戦 日体大柏高 1-0 東山高 城山陸]
東山高(京都)は準決勝、決勝と相手の倍以上のチャンスを作りながら、失点を取り戻せずに連敗。「強い東山を示す」こと、優勝することを目指して臨んだ和倉ユース大会を4位で終えた。
インターハイでは最終ラインに入っていたMF松橋啓太(3年=ガンバ大阪門真Jrユース)が今大会はボランチとしてプレー。CB新谷陸斗主将(3年)やCB志津正剛(2年}からのパスを引き出しながらボールを前進させ、崩しの局面でも精度の高いパスを見せるなど存在感ある動きを見せていた。
「元々僕たちの学年は足元があって、ビルドアップできる学年で、ボクもCBよりはボランチの方がやりたくて。横の真田(蓮司)とのコンビネーションというところでは、僕らの良いところでもあるのでそれは続けられたら良いと思っています」。
相手の守りを崩し切るようなシーンを増やした東山だが、準決勝、3位決定戦はいずれも無得点。先に失点し、30分ハーフの短期決戦で取り返せないまま連敗した。ベスト16に終わったインターハイと同様の課題。福重良一監督はポジティブに捉える考えを口にし、松橋は「インターハイから僕たちは決めきるところを課題としていて、今回の和倉でもその課題は克服できなかったので選手権に向けてそこのところは詰めれるようにやっていきたい」と意識して改善することを誓っていた。
ロングスローも含めてチャンスメーカー、バランサーの役割を担う松橋は、個人としての課題改善も掲げる。「(真田)蓮司が攻撃の部分を引っ張っている分、ボクは守備的なところで100パーセントでボールを奪い切る力は身に付けたい。展開力やロングボールはまだ足りないところなので、日々の練習からやっていきたい」。状態を上げてきたC大阪内定MF阪田澪哉(3年}や新谷、真田に注目が集まるが、松橋ら他にも実力派揃う東山は今年の有力校の一つ。この後参加する青森ユース(U-18)フェスティバルなどを強化に繋げ、秋冬の結果に繋げる。
(取材・文 吉田太郎)
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