[MOM3983]東山MF真田蓮司(3年)_実力派ボランチが課題に取り組みながら、活躍。先制PKも
ゲキサカ / 2022年8月16日 20時7分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.15 U-18青森ユースフェスティバル決勝 初芝橋本高 1-3 東山高 カクスタ]
東山高(京都)は初芝橋本高(和歌山)との関西勢対決を制し、第1回U18青森ユースサッカーフェスティバル優勝。MF真田蓮司(3年=セレッソ大阪U-15)は先制PKを決めたほか、ボランチの位置で貢献度の高いプレーを続けた。
福重良一監督は「最初少し運動量落ちていましたけれども、3点獲るまで利いていたので。だいぶPAに侵入するまで活動してくれていますし、それは課題でもあったし、大会通してやってくれたので良かった」。準決勝後には真田とMF松橋啓太(3年)の実力派ダブルボランチに苦言を呈していたが、決勝では2人を評価し、真田をマン・オブ・ザ・マッチに推した。
東山は前半23分に真田の右足PKで先制点。MF北村圭司朗(3年)が獲得したPKを左上へ蹴り込んだ。「PKはインターハイ前とかもずっと練習していて、自分も自信があったので。(福重)先生からも蹴れと言われましたし、ここで決めないとチームが勝てないというのがあったので、決めれて良かったです」と振り返る。
運動量豊富な真田は攻守に渡ってボールに係わり続け、決定的なラストパス、シュートを放つこともできるボランチだ。決勝では、「先生にも言われていましたし、運動量で前に係れて行けたらチャンスも増える」と積極的にサイド、ゴール前の崩しに係わり、シュートも放った。
この日は好プレーで優勝に貢献。準決勝でも「(青森)山田相手に自分のプレーもできた部分もあったので自信になった」と手応えを口にする。今春、U-17日本高校選抜に選出され、タレントたちの中でも存在感を放ったMFはさらなるレベルアップを誓う。
「まだ無駄に蹴っているところがあったり、自分も失うところもあって、もっとボランチで動かしたり質を上げて行けたら良いと思います。一個一個のパスとか質を。自分はまだまだだと思う。一個一個の質をまだまだ上げていきたい」
U-17日本高校選抜でボランチコンビを組んだMF徳永涼(3年)が、中心選手としてインターハイ優勝を果たした。ライバルの全国制覇はエネルギーに。「選手権では東山が優勝できるように、自分が良いプレーをしてチームを勝たせるようなプレーがしたいです」。選手権ではライバルたちを圧倒するようなサッカーを展開することが目標。そのために、より個を伸ばして冬を迎える。
(取材・文 吉田太郎)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ユース取材ライター陣が推薦する「インターハイ注目の11傑」vol.3
ゲキサカ / 2024年7月27日 8時50分
-
インハイでブレイクなるか。動ける189cmレフティー、旭川実MF澁谷陽が躍動中
ゲキサカ / 2024年7月23日 11時45分
-
尚志は板垣大翔が先制ヘッド。左のミドル砲も備えるDFは「点を取れるウイングバックに」
ゲキサカ / 2024年7月16日 17時6分
-
[MOM4759]尚志MF大内完介(3年)_京都MFの助言で前向きに。復調の「点を取れる」レフティーが2試合連続決勝点
ゲキサカ / 2024年7月6日 23時58分
-
[MOM4756]大津MF嶋本悠大(3年)_2発に加え、PK獲得。注目ボランチが“基準”の質と強度、得点力も示す
ゲキサカ / 2024年7月2日 9時34分
ランキング
-
1東京五輪での不正を否定「ドローン映像は見ていない」 スパイ行為で揺れるカナダ元GK「勘違いしないで」
THE ANSWER / 2024年7月26日 22時35分
-
2柔道・永山竜樹が敗戦判定に憮然 握手拒否で畳を降りず、3分後に礼「『待て』って聞こえた」 ブーイングで会場騒然
THE ANSWER / 2024年7月27日 19時51分
-
3バレー日本戦で珍事 コート上の五輪マークが次々剥がれ…五輪→四輪→2.5輪「面白すぎる」ネット騒然
THE ANSWER / 2024年7月27日 18時8分
-
4男子バレー日本は黒星発進 フルセット激闘で格下ドイツに苦杯、52年ぶりメダルへ厳しい船出
THE ANSWER / 2024年7月27日 18時23分
-
5パリ五輪金メダル第1号は中国ペア 射撃混合エアライフル
スポニチアネックス / 2024年7月27日 18時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください