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9月にU-20W杯アジア1次予選。U-19日本代表候補が練習試合でU-19ベトナム代表に5-0勝利

ゲキサカ / 2022年8月20日 21時48分

 U-19代表候補はいずれもスプリントを繰り返す桒原と楢原の両SBや升掛のクロスがゴール前へ入る。ただし、この日はチーム全体的にクロスの精度を欠き、相手にプレッシャーをかけることができない。38分には熊取谷が巧みなドリブルで2人をかわしてPAへ潜り込み、右足シュート。だが、GKに止められ、熊取谷のクロスから桒原の放った右足シュートもわずかにゴール左へ外れた。

 U-19代表候補は春名、吉田、升掛、内藤、熊田をGK彼島優(流通経済大)、ボランチ・保田、右SH中村仁郎(G大阪)、FW横山歩夢(松本)、FW坂本一彩(G大阪)へ変更した3本目、待望の追加点を奪う。

 5分、保田の縦パスを横山が1タッチで落とすと、熊取谷がダイレクトで左足を強振して2点目。7分にも、縦パスで左サイドを突いた熊取谷のクロスを坂本が頭で決めて3-0とする。その後も熊取谷のミドルシュート、中村の圧倒的な個人技からの左足シュート、坂本のクロスバー直撃シュートなどで攻め続けるU-19代表候補は33分、左中間から仕掛けた横山がPKを獲得。これを自ら右足で決めると、35分にも坂本がパスを警戒する相手の逆を取る形で右足シュートを突き刺し、5-0で試合を終えた。

 2023年U-20ワールドカップアジア1次予選に当たるAFC U20アジアカップウズベキスタン2023予選開幕まで1か月弱。今回、3日開催された短期合宿は、全体練習が1回のみであとはセットプレーと試合のみという内容だった。

 コンディションにバラつきがある中、「Jリーグに出ているコンディションの良い選手たち」(冨樫剛一監督)に当たる坂本と横山が2トップを組んだ3本目に4得点。攻撃的なポジションを得意とする楢原が左SBで好プレーを見せた。色々な状況に対応できるように選手の組み合わせ、ポジションもテスト。現状でできる限りの準備をしてアジアの戦いへ向かう。

 チームが掲げる目標は世界一。冨樫監督は中1日で計4試合を戦う1次予選へ向けて、「僕らのチームは強度が高くて左右されないチームという2つのテーマの中で、自分たちが左右されないで淡々としっかり4試合を戦って行けるかどうかを見ていきたいというか、そういうチームで戦いたいなと考えています」。強度の高いチーム、いかなる状況でも左右されないチームになってまずは最初の関門を突破する。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】AFC U20アジアカップウズベキスタン2023予選特集

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