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イニエスタ&大迫欠場の神戸、大胆ターンオーバーもアジア4強届かず…延長戦で全北現代のパワーに屈す

ゲキサカ / 2022年8月23日 19時20分

延長戦で敗れたヴィッセル神戸

[8.22 ACL準々決勝 神戸 1-3(延長) 全北現代 埼玉]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は22日、埼玉スタジアム2002で東地区準々決勝を行い、第1試合はヴィッセル神戸が全北現代(韓国)に1-3で敗れた。後半19分に途中出場のMF汰木康也が先制ゴールを奪ったが、わずか2分後に同点を許すと、延長戦で相手のパワーに屈して2失点。2年ぶりのベスト4には届かなかった。

 神戸は2020年に続くベスト4入りをかけた一戦。MFアンドレス・イニエスタとFW大迫勇也はベンチを外れ、3-2で競り勝った横浜FMとの決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)から先発7人を入れ替えるターンオーバー布陣で臨んだ。連続先発はGK前川黛也、DF小林友希、DF酒井高徳、MF山口蛍のみ。19歳のDF尾崎優成、元Kリーグ選手のMF小林祐希とFWステファン・ムゴシャを先発に送り込んだ。[スタメン&布陣]

 夏場では異例の午後4時キックオフということで、互いに消耗を避けた試合の立ち上がり。全北はロングボールを交えながら左サイドのFWマドウ・バロウの突破力を活かし、パワフルな攻撃を狙う。対する神戸は山口と小林祐のダブルボランチを使って攻撃を前進させ、酒井が随所で豪快な攻撃参加を見せた。

 神戸は前半10分に最初のチャンス。小林友のロングフィードに酒井が抜け出し、ゴール前に折り返すも、ムゴシャにはわずかに通らない。同20分には小林祐のスルーパスで相手の中途半端なクリアを誘うと、セカンドボールを拾ったFW小田裕太郎がカットインから左足で狙うも、GKの正面に飛んだ。

 なかなかテンポの上がらない全北は前半27分、元JリーガーのMFキム・ボギョンに代わってFWキム ・ジンギュを投入。早々に交代カードを1枚使った。同35分、ドリブルを仕掛けてきたFWソン・ミンギュを小林祐が倒し、自陣ゴール右斜め前でFKを献上。だが、MFペク・スンホのシュートは大きく外れた。

 神戸は前半38分、最終ラインを起点としたビルドアップから酒井が左サイドを突破し、左足でのアーリークロスにMF郷家友太が反応するも、体勢が悪くヘディングシュートは枠を捉えられない。その後は全北が左サイドのバロウとDFキム・ジンスで何度も突破し、クロスで神戸守備陣を脅かしたが、小林友を中心に踏ん張りを見せ、そのままハーフタイムを迎えた。

 神戸は後半開始時、小田に代わってMF飯野七聖を投入。ラウンド16で初ゴールを含む全3得点に絡んだ背番号2に攻勢を託した。対する全北もMFハン・ギョウォンに代わって189cmのFWグスタボ・エンリキ・ソウザを投入し、前線にパワーを加えた。

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