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實好監督率いる大阪学院大が明治大撃破!4強入り快進撃!!「次も勝つ準備を」準決勝は深井コーチが指導する駒澤大と対戦

ゲキサカ / 2022年8月26日 17時35分

實好監督率いる大阪学院大が明治大撃破!4強入り快進撃!!「次も勝つ準備を」準決勝は深井コーチが指導する駒澤大と対戦

[8.26 総理大臣杯3回戦 大阪学院大1-1(PK5-4)明治大]

 大阪学院大が明治大を破った。序盤こそ相手の出足の速さに苦戦したが、先制点を奪われてからは、逆に落ち着きを取り戻していったかのようにも見えた。

 そして後半12分にMF國分龍司(4年=G大阪ユース)が獲得したPKをFW澤崎凌大(3年=徳島ユース)が決めて同点に追いつく。その後に与えたPK、さらにPK戦でもストップしたGK梅田陸空(4年=大阪学院大高)の大活躍もあり、4強へと勝ち上がった。

 實好礼忠監督は「前半から悪くなかった。目線を合わせてプレーしてくれたのが良かったなと思います」と評価。「明治と戦えることをただの経験だけで終わらせないように、しっかりと準備段階から明治に勝つという言葉を多めに投げかけてきた。自分たちも勝つという言葉を発しながら、戦ってくれたことが大きいですね」と難敵撃破に笑顔をみせる。

 次なる相手は、昨年度のインカレ王者である駒澤大に決まった。元Jリーガー指揮官としては、同じ元Jリーガーの深井正樹氏がコーチを務めるチームということも意識していきたいところだ。實好監督も「現役時代に対戦してますね。だいぶ行かれましたからね。トップ下でいい仕掛けをする選手だったので、選手たちはその辺を教わっているんでしょうね」と警戒する。

 ただし自チームの成長には自信を持っている。今季はリーグ戦で序盤こそ出遅れたが、戦術が浸透し始めると、勝ち星が先行。短期間で全国の強豪大とも互角にやり合えるところまで持ってきた。「ポジションの取り方、ボールの動かし方、目線のところも含めて成長している。次も勝つ準備をしっかりとしたいですね」。日本一まであと2つ。快進撃が実力であることは、結果で示す。

(取材・文 児玉幸洋)●第46回総理大臣杯特集

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