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9ゴールが生まれた乱打戦!大量6ゴールを奪ったFC東京が柏に快勝!!

ゲキサカ / 2022年8月27日 21時32分

FC東京のバングーナガンデ佳史扶がプロ初ゴール

[8.27 J1第27節 柏3-6FC東京 三協F柏]

 27日、J1第27節が各地で開催され、三協フロンテア柏スタジアムでは柏レイソルとFC東京が対戦した。試合はFC東京がMF松木玖生、DFバングーナガンデ佳史扶の得点で前半に2点を奪取。後半は両チーム合わせて7ゴールが生まれた乱打戦となったが、FC東京がリードを譲らず勝利をつかんだ。

 ホームの5位・柏(勝ち点43)は、1週間前の前節・清水戦(△1-1)の先発から1選手を入れ替え、DF田中隼人が3試合ぶりにスタメンに復帰。FWドウグラスが5か月半ぶりにメンバーに入った。アウェーの9位・FC東京(勝ち点24)は、台風による試合延期もあって20日ぶりのリーグ戦に。今夏に川崎Fから完全移籍で加入したMF塚川孝輝が初先発を飾った。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりから、FC東京がボール支配を高めつつ、次々と攻勢をかけていく。右ウイングのFW紺野和也が柏守備陣をドリブルやパスで翻弄しゴールに迫っていくが、決定機までには至らない。

 飲水タイム直前には、柏もようやくチャンスをつくり、MFマテウス・サヴィオとDF大南拓磨が右サイドを崩して中央に入れたが、MF椎橋慧也のシュートは枠から大きく外れてしまった。ところが柏をアクスデントが襲う。競り合いの中でDF高橋祐治が頭部を痛めてしまい、脳震盪の疑いがあるため前半32分にDF上島拓巳との交代を余儀なくされる。

 FC東京の攻勢が実ったのは40分、紺野のパスにFWディエゴ・オリヴェイラが右サイドのスペースに飛び出すと、グラウンダーのクロスを逆サイドの松木が押し込んで先制に成功する。

 前半終了間際の45分、最終ラインでボールをまわしていたFC東京は、FGKヤクブ・スウォビィク、DF長友佑都、塚川とつなぐと、塚川が紺野にスルーパスを送る。紺野はドリブルで持ち上がると、ゴール前のFW渡邊凌磨へ。渡邊は左サイドのスペースに出すと、走り込んだ佳史扶が左足を一閃。ゴール左隅にシュートが刺さり、FC東京がリードを広げた。

 2点を追いかける柏ネルシーニョ監督は、ハーフタイムに3枚替えを断行。2トップのFW細谷真大とFW小屋松知哉に代えてドウグラスとFW武藤雄樹、左ウイングバックのMF戸嶋祥郎に代えてDF川口尚紀をピッチに送り込んだ。

 柏はボールがつながりはじめると、7分にはサヴィオのパスを受けたDF大南拓磨がシュートまで持ち込む。そして9分、ドウグラスが右サイドの大南へ展開すると、大南のクロスのこぼれ球をMFドッジが蹴り込んで1点を返す。

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