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「意地を見せて」決めたプロ2点目、松木玖生がFC東京ゴールラッシュの口火を切る

ゲキサカ / 2022年8月28日 8時33分

バングーナガンデ佳史扶のプロ初ゴールを祝福する松木玖生

[8.27 J1第27節] 柏3-6FC東京 三協F柏]

 終わってみれば大量6ゴールを奪い大勝したゲームとなったFC東京。アルベル監督は試合後の会見で、後半を「期待していない展開」と認めた一方、「とても満足している」と前半の内容を称えた。2-0で終えたその前半でゴールを奪ったのは、パリ五輪世代のMF松木玖生とDFバングーナガンデ佳史扶だった。

 前半40分、FW紺野和也の浮き球のボールをFWディエゴ・オリヴェイラが右サイドに流れながら受けると、ドリブルでペナルティエリアに進入、鋭い切り返しでDFのマークを外すと、GKとDFの間にグラウンダーのクロスを送った。

「ディエゴ選手が切り返しをしたときにクロスがくるなと思ったので、まず相手の視界から消えることを意識して」と松木はゴール前にいた柏守備陣から離れてファーサイドにポジションをとる。「すごくいいボールがきたので、さわれるかさわれないかのギリギリのところだったんですけど、意地を見せて」倒れ込みながらも左足を伸ばしてゴールマウスに押し込んだ。

 19歳のルーキーにとって、得点は5月3日の第11節・福岡戦(●1-5)以来となる。「つねに得点やアシストをして貢献したいという気持ちが強くて。それが今日の得点につながって、なおかつチームが勝つことができた」と、プロ2点目を喜んだ。

 2022年1月に青森山田高で高校選手権を優勝に導いた松木は、“高校年代ナンバーワンプレイヤー”として鳴り物入りでプロ入りを果たした。2月、C大阪との開幕戦でいきなり先発の座をつかむと、ここまでのリーグ25戦で23試合に出場、うち22試合で先発を果たしている。

 起用を続ける指揮官は、日本を代表する選手のひとりであるDF長友佑都を引き合いに出しつつ、「玖生も長友と同じように素晴らしい、強いメンタリティを持っています。ヨーロッパで活躍できる可能性を秘めている。だからこそ、若い彼にはより多くのことを伝えたい」と期待を込める。

 その一方で、「失ってはいけないボールを3回、4回と失ってしまう場面があった」と反省をうながすことも忘れなかった。

(取材・文 奥山典幸)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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