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アーセナルはアストン・ビラに競り勝ち、開幕5連勝で首位キープ! 冨安健洋は途中出場で決勝点の起点に

ゲキサカ / 2022年9月1日 5時38分

勝ち越しゴールを挙げたMFガブリエル・マルティネッリ

[8.31 PL第5節 アーセナル 2-1 アストン・ビラ]

 プレミアリーグは8月31日、各地で第5節を開催した。首位アーセナルは本拠地・エミレーツスタジアムでアストン・ビラと対戦し、2-1で勝利。日本代表DF冨安健洋は4試合連続のベンチスタートとなると、後半19分からプレーした。

 開幕から4連勝と勢いに乗るアーセナルと2連敗中のアストン・ビラの一戦。試合立ち上がりは五分五分の展開となるも、アーセナルが徐々に主導権を握ると、攻め込む時間が続く。

 前半10分には、右サイドのMFマルティン・ウーデゴーアから同ボックス内にボールが入ると、FWガブリエル・ジェズスが右足で狙う。しかし、コースのない状況から放ったシュートはアストン・ビラのGKエミリアーノ・マルティネスが好セーブ。アーセナルは同シーンで得たコーナーキックの流れから波状攻撃を見せるも、ゴールを割ることはできなかった。

 アーセナルは前半16分にウーデゴーア、ジェズスでゴールに襲い掛かるも、アストン・ビラは守護神・マルティネスを中心に守備陣が身体を張って死守。押し込まれた状態で高い集中力を保った。前半23分にはアーセナルに決定機が訪れるも、左からのクロスにフリーで合わせたMFブカヨ・サカのシュートは、枠を大きく外れる。それでも、同30分にゴールネットを揺らした。

 左サイドから攻撃を組み立てたアーセナルは、同ボックス内でボールを受けたMFグラニト・ジャカが角度のないところからシュート。相手GKの弾きどころが悪くなったところをジェズスが詰めてリードを手にした。

 前半終盤にかけてアストン・ビラがアーセナルゴールに近づくも、あと一歩届かない。アーセナルも攻撃の手を止めずチャンスを作るも、相手GKの好守に遭うなど追加点が生まれない。1点リードのまま後半を迎えた。

 後半10分にはゴール前でのフリーキックのチャンスにウーデゴーアが左足を振り抜くも、枠内右隅を狙ったシュートは、こちらもマルティネスがビッグセーブ。ここからアストン・ビラが徐々にボールを持ち始める。

 攻め込まれるシーンが増えると、アーセナルのミケル・アルテタ監督が動く。後半19分に冨安を投入。DFベン・ホワイトに代わり右サイドバックに入った。後半25分には、その冨安が右サイドを駆け上がりゴール前にボールを送るも、味方には届かなかった。

 すると、アーセナルは後半29分にアストン・ビラに試合を振り出しに戻される。左サイドからイン巻きのコーナーキックが蹴り込まれると、ニアサイドに立った冨安がスルー。ボールはそのままゴールに吸い込まれ、同点とされた。

 嫌な時間での失点。それでも、アーセナルはすぐさまリードを掴み直す。後半32分、冨安が右サイドのボックス手前でボールを受けると、短い縦パスでサカに預ける。サカが軽く仕掛けてゴール前にズレを生み出すと、そのまま上げたクロスにマルティネッリ。ファーサイドで難しい体勢からゴールに突き刺した。

 試合は終盤にかけてアストン・ビラが再び同点を狙うも、アーセナルはGKアーロン・ラムズデールを中心に攻撃を跳ね返す。2-1で逃げ切り、開幕5連勝とした。
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