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[MOM3990]帝京MF砂押大翔(1年)_守備成長のレフティーボランチ は先輩たちに負けない、超える選手へ

ゲキサカ / 2022年9月4日 9時10分

帝京高MF砂押大翔は攻守で勝利に貢献

[9.3 関東Rookie LeagueAリーグ第11節 市立船橋高 1-2 帝京高 時之栖うさぎ島G]
 
 帝京高は最終節で市立船橋高に逆転勝ち。左利きのボランチ、MF砂押大翔(1年=鹿島アントラーズノルテジュニアユース出身)が攻守で存在感を放った。

 松澤朋幸コーチが「あまり最初ディフェンスが得意じゃなかった。でも、身を挺してスライディングとか身体を張るようになってきた。左足は本当に良いものを持っている」と評する砂押は、特長を発揮。的確なゲームメークに加えて左足のラストパスで決定機を演出し、出足の速いアプローチなど守備の貢献度も高かった。
 
「守備の部分でカウンター阻止とかできた」と砂押。元々トップ下を主戦場としてきたが、「ボランチで起用されてからやっぱり守備しないといけないので、そこで守備の力がついたと思います」と自己分析する。
 
 帝京のAチームのボランチはMF押川優希(3年)とMF田中遥稀(3年)がインターハイで優秀選手受賞。砂押は「あの2人は点数も獲っているのでもっと結果で超えていきたい」と意気込む。そして、よりゴール前の崩しに係わってミドルシュートも決め、「(ゴール、アシストに加え)将来的にボール失わない攻撃の起点にもなれる。そして守備でもCBとかGKに頼ってもらえるような選手になりたいです」と誓った。

 砂押は憧れの選手として帝京の主将、FW伊藤聡太(3年)の名を挙げる。得点でチームを救い、雰囲気を変えるなど特別なリーダーシップを発揮できる選手でもある。「そういうキャラになりたい。もっと試合中声を掛けて貢献できるようにしたい」と砂押。先輩たちに負けない、それ以上の選手になって全国舞台で躍動する。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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