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大学日本一を目前に痛恨ミス…躍進支えた大院大守護神・梅田陸空の残酷な結末「自分の甘さが出た」

ゲキサカ / 2022年9月5日 9時29分

 歓喜爆発の国士大と、呆然とする梅田ら大院大。約1分後に試合は終了。大院大は1-2で初優勝を逃した。立ち尽くす梅田に、駆け寄ったのは相手GK飯田。「頭真っ白だったと思うので覚えているかわからないですけど、少しでも自分が声をかけたということだけでも覚えてくれていたらいいかなと思います」(飯田)。

 梅田はその言葉をしっかりと耳に入れている。「ここまで来れたのはおまえのおかげだから、最後まで胸張ってやれという声をもらいました。完敗ですね今日は。しっかり止められた。いい選手でした」。

 2失点ともに自らのミスが絡んだ。「自分の長所であるCKの対応で失点してしまった。そこから自分で持ち直そうと思って、後半いい流れを持ってきたんですけど、最後にああいうミスをしてしまった。自分の甘さが出たかなと思います」。試合終了直後にはショックを隠し切れていなかったが、その後の囲み取材では、持ち前の明るさを努めて前面に出す。「ある意味自分がMVPやなと……ポジティブに考えれば名前が売れたのかなって」。

 関西選手権、そして夏の総理大臣杯での躍進を果たした。シーズンは折り返し、後期リーグ戦からその後、冬の全日本大学選手権(インカレ)を目指していく。「これでサッカー人生は終わりじゃない。しっかりこの先、プロの世界でもやっていけるように、また大阪戻って一から練習していきたい」。これからもゴール前で見ていく季節の中で、忘れられない大学最後の夏になった。

(取材・文 石川祐介)●第46回総理大臣杯特集

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