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[MOM3996]流通経済大柏DF萩原聖也(3年)_「流経のチアゴ・シウバ」が圧巻の守備で無敗の首位撃破の立役者に!

ゲキサカ / 2022年9月5日 20時15分

「自分は前期のプレミアであまり調子が出なくて、チームに迷惑を掛けていましたし、凄く悩んでいたんですけど、エノさん(榎本監督)には『カバーリングはできるから、1対1が課題だ』と言われていたので、逆に開き直って、インターハイが終わった後の遠征でも1対1があったらとにかく寄せて、寄せてと頑張って練習を積めたので、1対1が強化されたのかなと思います」。重ねた努力は裏切らない。この日のピッチには、トレーニングから積み上げてきた成果が、色濃く表れていた。

 これでリーグ戦は3試合続けて1-0での“ウノゼロ”勝利。確かな守備の安定感を纏いつつあるチームの中で、もちろん萩原も小さくない手応えを掴んでいる。「コーチの(斉藤)礼恩さんも『1-0が一番良いスコア』だと言われていて、宮本優太さん(浦和レッズ)の代はルーキーリーグの頃からずっと1-0で勝っていたと聞いているので、自分たちもそこに近付けているかなという感じです。自分としてはもっと点を獲ってくれた方が安心できますけど(笑)、1点獲ってもらえれば、自分たちが守れば勝てますからね」。まず考えるのは無失点で試合を終えること。そのマインドが良い形で結果に反映されている。

 ここまではチームも個人も、満足の行く結果を残してきているわけではない。だからこそ、ここからどう逆襲していくかも、萩原の中には明確なイメージがある。

「あと3か月半ぐらいで自分たちの流経での活動は終了するので、このラストの時間は全力を注いで、全員で頑張ろうと話しています。個人としても前期は足を引っ張った分、ここからは守備で危ないところを救っていきたいですし、そんなに声を出すタイプではないんですけど、的確な指示はしていこうと思っています。川辺が結構言うタイプなので、自分はそれに対して細かいところを補って言えばいいかなって」。

 目指すは『流経のチアゴ・シウバ』。決して雄弁なタイプではない萩原の静かなる躍動は、流経大柏がもう1つ上のステージへと足を踏み入れるためにも、間違いなく必要不可欠だ。



(取材・文 土屋雅史)▼関連リンク
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