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過密“中1日4連戦”のU20アジア杯予選へ…U-19日本代表を引っ張る鳥栖DF中野伸哉「いいチームができあがっている」

ゲキサカ / 2022年9月8日 6時30分

DF中野伸哉(左から2人目)

[9.7 練習試合 U-19日本代表 4-1 流通経済大]

 U-19日本代表は7日、国内合宿最終日で流通経済大とのトレーニングマッチを行い、4-1で勝利した。キャプテンマークを巻いて先発したDF中野伸哉は左サイドバックのポジションで前半45分間プレー。「年下の選手も多くいるけど、しっかりコミュニケーションが取れていて、いいチームができあがっていると思う」とチームの仕上がりに手応えを語った。

 今月10日〜18日にかけて、U-20ワールドカップの「1次予選」にあたるU-20アジアカップ予選に参戦するU-19日本代表。これから東南アジアのラオスに入り、中1日という過密な試合間隔でラオス、グアム、パレスチナ、イエメンとの4連戦をこなす。この日のテストマッチは大会前最期の実戦機会。対戦相手の流通経済大は1〜2年生主体でメンバーを組み、“アジア予選想定”の5バックで代表チームを迎え撃った。

 結果は4-1で圧勝したU-19日本代表だが、守備を固める相手に攻めあぐねる時間帯が続き、不用意な縦パスからカウンター攻撃を食らう場面も目立った。それでも中野は「崩し方でダメだった部分もあると思う」「カウンター気味に失点しまったところがあるのでそこは改善するところ」と課題には目を向けつつも、全体としては「すごく良くできていた」と前向きに振り返った。

 十分な準備期間のない世代別代表の活動において、うまくいかないことが起きるのは想定内。2019年のU-17ワールドカップ出場、21年の東京五輪候補選出など経験豊富な中野は過度に警戒することなく課題と向き合い、アウェーでの過密な連戦に向けて「失点したら相手が引いてきたりするので失点しないように。後ろはしっかりゼロで抑えて、たくさん点を取っていけたらいい」と結果にフォーカスしながらタフに戦っていこうとしている。

 所属先のサガン鳥栖では7月下旬以降、7試合連続で先発出場。中野は「試合に出られているので、体もすごく動くし、コンディションもすごくいい」と充実感をのぞかせる。パリ五輪代表に食い込むためにも、新型コロナウイルスによって失われた国際舞台でのアピール機会を取り戻すためにも重要な大会。チームの中心を担う19歳は「本当に一次予選をまず突破することが絶対大事。その中でしっかりチームの仕事もやりつつ個人昇格も狙っていけたら」と野心をのぞかせ意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)●【特設】AFC U20アジアカップウズベキスタン2023予選特集

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