トゥヘル解任のチェルシー、三笘所属ブライトンから指揮官を引き抜きか…識者「彼は完璧な監督」

チェルシーがグレアム・ポッター監督と会談へ

　チェルシーがトーマス・トゥヘル前監督の後任として、ブライトンのグレアム・ポッター監督を候補に挙げているようだ。イギリス『BBC』が報じている。

　トゥヘル前監督は昨年1月に就任し、約20か月の間にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップと、3つのタイトルを獲得した。今季はプレミアリーグ第6節終了時点で3勝1分2敗(勝ち点10)の6位。欧州CL初戦のディナモ・ザグレブ戦(●0-1)から一夜明けた7日、クラブから解任が発表された。

　チェルシーは退任のリリースで後任は未定としていたが、同メディアによると、ブライトンのポッター監督と会談を行うようだ。

　同指揮官が率いるブライトンは、日本代表MF三笘薫らを擁し、現在プレミアリーグで4勝1分1敗(勝ち点13)の4位につけている。

　その手腕から将来のイングランド代表指揮官との呼び声も高く、チェルシーの後任候補としてマウリシオ・ポチェッティーノ氏、ジネディーヌ・ジダン氏、現レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督とともに、ブックメーカーでも人気だという。

　元イングランド代表DFのジョナサン・ウッドゲート氏は『BBCラジオ5ライブ』に対し、「(トゥヘル解任は)奇妙な決定だと思った」と語りつつ、「彼らはグレアム・ポッターを獲得する必要があると感じる。彼らにとっては完璧な監督だ」と太鼓判を押した。
●プレミアリーグ2022-23特集