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「自分たちから獲りに行く」就実が瀬戸内に5発快勝。特に効果的だった2年生MFの働き

ゲキサカ / 2022年9月10日 23時45分

 この日は「中盤の3人の運動量も多くて本当によく走ってくれた」(須田監督)というように、平野、MF宗政玲桜(3年)、西村のトライアングルが“就実らしさ”である走力を活かして空いたスペースをカバー。特に効果的だったのはアンカーを務めた西村の働きで、「相手の方が上手い中、セカンドを拾えたら相手のしたい事が潰せる」と振り返る通り、アタッカー陣が前から奪いに行ったボールのこぼれ球をしっかり拾って、2次攻撃に繋げた。

 守備で鍵となる働きを見せた西村だが、元々は最終ラインから引き出したボールを左右前方へと展開するのが得意なタイプ。だが、インターハイ予選後に怪我でプレーできない間に平野らのプレーを見て学び、新たな武器を身に付けた。チームがアグレッシブな守備を志向する上で、西村の成長は大きい。

 今年、創部11年目のチームながら、プリンスリーグで着実に成果を残すなど着実に就実のチーム力は高まっている。「監督が全国に行くと強く気持ちで話をしてくれたので、ここに行こうと思いました」と話す西村だけでなく、選手の全国大会初出場にかける想いも強い。選手権予選までの残り5試合でも勢いを継続し、岡山の歴史を変えるための準備を進めていく。

(取材・文 森田将義)▼関連リンク
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