C大阪のルヴァン杯決勝進出を大きく引き寄せた追加点、奥埜博亮「チャンスがあればゴール前に行こうと」
ゲキサカ / 2022年9月25日 21時3分
[9.25 ルヴァン杯準決勝第2戦 浦和 0-4 C大阪 埼玉ス]
2年連続のルヴァン杯決勝進出を手繰り寄せた。セレッソ大阪MF奥埜博亮は前半30分に価値ある追加点。「クロスが入ったタイミングで、ゴール前に入ろうと思っていた」と得点シーンを振り返った。
第1戦は1-1のドローで終えた。しかしC大阪はホームで失点を喫したため、相手にアウェーゴールを与える不利な状況。必要なものはまず得点。小菊昭雄監督が「気持ちも、戦術的にも選手たちが全うしてくれた」と称えるように、前半からアグレッシブな姿勢を見せ続けた。
前半23分の先制ゴールはMF毎熊晟矢が誘発したが、その直前に味方の好プレーが続いた。右サイドの毎熊からパスを受けた奥埜は、直接右サイドの深いところにスルーパスを飛ばさず、相手選手を引き付けながら横のMF鈴木徳真にパス。奥埜の動きで空いたスペースに向かって、鈴木が鋭いスルーパスを飛ばし、オウンゴールにつながった。
先制ゴールで2試合合計も2-1と勝ち越した。すると、一気に攻勢を強める。「攻撃のときには高い位置を取らせてもらえる感じだったので、チャンスがあればゴール前に入っていこうとは思っていた」(奥埜)。前半30分にはMF為田大貴が左サイドからグラウンダーのクロスを上げる。走り込んだニアサイドのFW加藤陸次樹がスルー。PA中央に詰めた奥埜がGK西川周作の飛び出しをかわすようにチップキックで流し込んだ。「GKが出てきたタイミングで浮かすしか選択肢はなかった。あの選択肢を持ててよかった」。手応えアリの追加点となった。
C大阪は前半に2得点を奪い、さらに後半も2得点で圧倒的な試合展開。2試合合計5-1と点差を広げ、2年連続の決勝に駒を進めた。10月22日の決勝の相手はサンフレッチェ広島。今季は二度のリーグ戦と天皇杯で対戦し、すべて敗れている強敵だ。しかし奥埜は「また戦えるチャンスが与えられた」と前向き。「去年決勝で(名古屋に)負けた悔しさもありますし、今年積み上げてきたものをしっかりと決勝の舞台で出せたら」。5年ぶりの優勝に向け、自信を垣間見せた。
(取材・文 石川祐介)●ルヴァン杯2022特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
サッカー女子 なでしこジャパン 決勝トーナメントでアメリカと対戦へ ナイジェリアに3対1で勝利【パリ五輪】
BSN新潟放送 / 2024年8月1日 6時49分
-
なでしこジャパン ブラジルに劇的逆転勝利!後半アディショナルタイムにPKと谷川のゴールで1勝1敗に【パリ五輪】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月29日 2時15分
-
選手権準V世代“東山の10番”が毎熊抜けた右SBに挑戦中…C大阪20歳MF阪田澪哉「点を決められるSBが目標」
ゲキサカ / 2024年7月8日 18時10分
-
C大阪が8戦無敗も粘りの10人東京Vに勝ち切れず…山見&レオ・セアラが共に2戦連発の痛み分け【明治安田J1第22節】
超ワールドサッカー / 2024年7月6日 20時50分
-
山田楓喜の一発退場響いた東京V、山見2戦連発も連勝ならず…C大阪FWレオ・セアラがJ1トップ独走の16ゴール目
ゲキサカ / 2024年7月6日 20時44分
ランキング
-
1柔道・村尾三四郎、涙の銀メダルに「三四郎の名に恥じない強さ」の声 「デビッド・ボウイ激似」との評判も…パリ五輪
スポーツ報知 / 2024年8月1日 1時46分
-
2五輪の柔道判定問題で新騒動 イタリア連盟が正式抗議→国際柔連が反論「透明性と公平性は最優先事項」
THE ANSWER / 2024年8月1日 15時39分
-
3村尾三四郎は銀メダル “令和の三四郎”、決勝で東京五輪覇者に“逆転”で敗れる 日本男子は5日連続メダル…パリ五輪
スポーツ報知 / 2024年8月1日 1時26分
-
4【トライアスロン】セーヌ川を泳いだカナダ選手が10回も嘔吐 他選手も主催者に苦言
東スポWEB / 2024年8月1日 12時27分
-
5【バレー男子】日本が今大会初勝利で8強入り王手!アルゼンチンを3―1撃破で1勝1敗 西田サーブ光った
スポニチアネックス / 2024年7月31日 22時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください