準決勝でルヴァン杯を去った浦和、岩尾は悔しさをにじませる「自分の力不足以外なんでもない」
ゲキサカ / 2022年9月26日 21時53分
[9.25 ルヴァン杯準決勝第2戦 浦和 0-4 C大阪 埼玉ス]
サポーターのブーイングを浴びた後には、誰よりも最後まで取材に応じ、敗戦の思いを語った。浦和レッズMF岩尾憲は「何がなんでも突破して、ファイナルに進むという気持ちで入ったんですけど、叶わなかったという現実は自分の力不足以外なんでもない」と悔しさをにじませた。
AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)ではファイナル進出を果たした。しかし決勝は来年2月開催となり、年内でのタイトル奪取のチャンスはルヴァン杯のみとなっていた。敵地での第1戦では1-1とアウェーゴールを奪ったが、第2戦で失点すれば状況は一転する。そして、それが現実となった。
「タイトルがほしかったですし、タイトルを取ることでしか納得させられない部分もこのクラブに来てからあると思っていた。だからこそ、リーグを目指してきた中でもカップにもチャンスがあるということで、何がなんでも突破して、ファイナルに進むという気持ちで入ったんですけど、叶わなかったという現実は自分の力不足以外なんでもない。自分にしっかり矢印を向けて、言い訳をせずに進みたいと思います」(岩尾)
セレッソ大阪のハイプレスは、浦和の強みであるビルドアップに蓋をした。浦和はシュートまで持ち込めない中で、前半23分に失点。2試合合計2-1と形勢が入れ替わると、同30分にも再びゴールを奪われて前半を折り返した。「点を取りに行くしかなくなったので、プレスの整理とボールを奪いに行くということ、ゴールに向かうことは整理して(後半)出ましたけど、相手もその力を逆手に取った」(岩尾)。ハーフタイムでの修正は効かず、後半も2失点で終戦を迎えた。
J1リーグは残り5試合。それは、来年のACL決勝までに残された実戦の試合数でもある。「きょうの負けからしっかり学んで、次に生かして勝ち点3を取るということが、いまできる精一杯のことだと思う」(岩尾)。2年連続のルヴァン杯準決勝敗退という悔しさを糧に、ACL制覇につなげていく。
(取材・文 石川祐介)●ルヴァン杯2022特設ページ
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