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CB行徳瑛主将が名古屋、10番MF高橋隆大がG大阪内定!静岡学園で磨いた個性を選手権、プロの世界で

ゲキサカ / 2022年10月4日 11時5分

 そして、「身長が成長しないの分かっていたので、今身体が出来上がっている中で何を伸ばすのかは正直見えていたので、そこをホンマにひたすら伸ばすしか無いなという覚悟でやってきました」。個を大事にする環境、そしてハイレベルなチームメートたちと妥協することなく練習してきたことが2人をプロの世界へ押し上げた。

 川口監督は「高橋は点を獲れるから面白いと思う。高橋なんかはあのスタイルは世界で勝負してもらいたいし、世界出てもオンリーワンのプレーヤーだとボクは思っているから貫いてやって欲しいし、行徳はそのドリブルで持ち運んだりゲームメークしたりそういう特長のあるCBに成長して欲しい。板倉(滉)選手や冨安(健洋)選手が成功している例がある。あのサイズで世界と戦えるようになったら日本代表にも絡めるし、日本代表も強くなる」と期待。そして、「課題と向き合わないといけない。だけど、自分を見失ってはいけない。自分のストロングを貫いて欲しい」と加えた。

 先輩MF旗手のように世界を見据える2人だが、まずはより個を磨き、課題と向き合いながら成長を続け、Jリーグで結果を残すことに集中。高橋は「試合に出ることが最優先だと思う。試合に1節目から絡めるくらい。(先輩の旗手は)良い見本になっています。越えていかなあかんなと思っています」と力を込め、行徳は「1年目はJリーグの試合に出れるように。チーム(名古屋)で活躍してゆくゆくは中心的な存在になっていきたい」と誓った。

 今季、静岡学園は2人の活躍もあり、昇格したプレミアリーグWESTで上位争い。その一方、昨季全国3位のインターハイは静岡県予選準決勝で敗れて全国出場を逃している。J1クラブへの加入を決めた2人は、選手権で輝き、恩返しすることを目指している。

 行徳と高橋は同じタイミングでプロ入りするチームメートを信頼。行徳は「隆大はプレーで違いを見せているので、自分も隆大以上に周りと違いを出さないと、と色々な面で刺激をくれている。(凄さは)ドリブルですね。圧倒的にどんな相手が来ても剥がせる力がある。そこは絶対的な武器があるというのは凄いところだなと思います」と説明し、高橋は「(行徳を)一番信頼している。アイツが守ってオレが決めるというのが、正直今年の静学やと思っている。求心力があるし、アイツがヘディングでだいぶ競り勝ってくれている。そこでチームとして行徳のところへ蹴ってくれれば勝ってくれるという信頼感がある」と口にした。

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