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「苦しい時にチームを救える」選手へ進化。静岡学園CB行徳瑛は名古屋、世界で活躍するために成長し続ける

ゲキサカ / 2022年10月4日 11時44分

 名古屋へ練習参加した際も積極的にコミュニケーション。ただし、J1で毎年優勝を狙うクラブのレベルに自分はまだまだ達していないと感じている。「外国人選手であったり、相馬(勇紀)選手や中谷(進之介)選手だったり、代表に選ばれている選手やJリーグのトップレベルの選手たちとできて、基準を肌で体感することができましたし、フィジカルやスピード感、判断、全てに置いて全然足りていないなと基準を知れたのは良かった」。ビルドアップでのフィードなど強みも出したが、もっともっとレベルアップしていく必要性を感じている。

 高卒のCBが、トップチームで出場機会を掴むのは特に難しい。我慢する時間が続くかもしれないが、昨秋など怪我で出られない時期も経験している行徳は、「常に自分に矢印向けてやることは普段からやっている。腐らずにやり続けるのは自分の中でできるかなと思っています。プレーで示すのが一番だと思うので、難しいポジションというのは分かっているけれど、積極的にやっていきたい。チームでレギュラーを獲るというところを目標にしてやっていかないといけない」。自分に目を向けて地道に努力を続けること。それは厳しい世界を知る父から学んだことでもある。

 行徳の父・浩二さんは清水コーチ、監督や大宮コーチ、岐阜監督などを歴任し、またJFA公認指導者として海外諸国に派遣されている人物。「(父は)Jの世界や色々なところで指導者の経験をしてきていて、『結局、やるのは自分の次第』『どの選手見てもそうだ』と。『あとは自分が頑張る』という話をしました」と行徳は語る。

 焦らず、自分の強みを高めること、課題を改善することに取り組んでいく。そして、諦めずに、「ストイコビッチ選手のリフティングとか有名。歴史があって、昨年、一昨年はウノゼロの試合数が多くて、今年も監督が(長谷川)健太さんになってから攻撃的なスタイルになっている」という名古屋でレギュラーを獲る選手、活躍する選手になること。年代別日本代表でともにプレーし、1月のバイエルン移籍が決まったMF福井太智(鳥栖U-18)や同系統のプレーヤーで世界を舞台に活躍するDF冨安健洋、DF板倉滉にも刺激を受ける大器が、名古屋を救う存在となって世界へ羽ばたく。

(取材・文 吉田太郎)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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