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[国体少年男子]過去最高は初瀬ら擁した準優勝…“粘り勝ちのチーム”大阪府が地元開催の栃木県を破りベスト4へ!

ゲキサカ / 2022年10月4日 23時40分

 毎年のように年代トップクラスの選手を揃え、優勝候補に挙げられる大阪だが、優勝経験は一度もない。今年の代は、個として飛び抜けた選手は少なく、東京都と神奈川県がAFC U17アジアカップ2023予選のメンバーに4人選ばれ、今大会のメンバーから外れた一方、大阪から選ばれた選手はいなかった。DF初瀬亮(ヴィッセル神戸)やMF牧野寛太(AC長野パルセイロ)らを擁し、準優勝を果たした2013年の東京国体で指揮を執った坂元監督も、そうした今年の力を理解しており、「今年のチームは結果として、1点でも多く取れたら良い。余裕のあるゲームは1試合もないと思っている。粘り勝ちのチーム」と口にする。

 個の力を補うため、選抜チームならではの連携不足を補うため、「ボールを獲られるのは当たり前」(坂元監督)とチーム全体に攻守の切り替えを意識させ、武器にまで高めてきた。試合を重ねるごとに選手同士の仲が深まり、チームワークも増している。「自分たちの代には飛び抜けた選手はいないけど、全員で一つになったら超えられるとみんなが思っている」。FW東潤之介(1年、興國高)が口にする通り、今のチームには個の力を補う以上の魅力を備えている。準決勝で対戦するのは、これまでなかなか勝てずにいる神奈川だが、チーム一丸となって粘り強く戦えば、自ずと結果が付いてくるはずだ。

(取材・文 森田将義)●第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」特集

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