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8月からの進化を示せるか…2連勝狙うU-16日本代表、メンバー変更で臨むトルクメニスタン戦へ

ゲキサカ / 2022年10月5日 13時2分

5日に第2戦トルクメニスタン戦を迎える

「AFC U17アジアカップ2023予選」グループAに臨んでいるU-16日本代表は3日にU-16フィリピン代表に3-0と勝利。5日にはU-16トルクメニスタン代表との第2戦を迎える。

 中央アジアのトルクメニスタンは「想定していた以上」(森山佳郎監督)の地力を持ったチームで、3日にはU-16シリア代表と1-1で引き分けている。「どんどん選手が足をつり、試合終了と同時に両チームの選手が7、8人ぶっ倒れるくらいの死闘」(同監督)を見せており、タフな試合になりそうだ。

 日本は8月に参加したMirabror Usmanov Cup(ウズベキスタン)で、地元のU-16ウズベキスタン代表に0-3と大敗し、U-16イラン代表にも1-3と苦杯。「地上戦のデュエル勝率がウズベキスタン戦は40%、イラン戦は20%と極端に低く、国際試合ならではの体の強い相手が肉弾戦を挑んできたときに、課題が出た」(森山監督)。トルクメニスタンはウズベキスタンと似たところもある頑健な肉体を持つ相手で、「自分の守備の甘さについて厳しく指摘された」(山田佳=前橋育英高)選手たちにとっては、「チームに戻って取り組みを変えた部分を見せるチャンス」(山田)となる。

 日本はこの試合に向けてメンバーを大幅に刷新する方針。「元より全員で戦うつもりだし、U-16という年代ではメンバーを固定することなく多くの選手に経験を積ませるべきだと思っている」(森山監督)からだ。4日の練習では、3日の試合に出場した選手がリカバリメニューをこなす中、限られた人数ながら特に攻撃のビルドアップについて、トルクメニスタンの戦術・陣形を想定しながらの確認を行った。また守備に関してはデュエルで負けない意識は持ちつつ、「味方と連携しながらチームとして止められるように」(DF上原悠都=昌平高)という組織的な守りもポイントになる。

 そしてフィニッシュに関して期待がかかるのはもちろんFW陣。「本当にFWのみんなで良い競争ができているし、代表に来ることで成長できた」と初戦で2得点のFW道脇豊(熊本ユース)が言うように、相互刺激で成長してきた選手たちだけに、「悔しい気持ちもある」と語るFW木吹翔太(広島ユース)ら、第1戦で控えに回った選手たちの爆発にも期待したい。登録上は199cm、実測では「200cmになった」(木吹)高さを持つ木吹は、「高さがあるのにヘディングが強くなくて、ウズベキスタン遠征では森山監督からもクロスに入っていくプレーについて厳しく指摘された。チームに帰ってから先輩にも協力してもらってクロスからのシュートはかなり練習してきた」と言う成果を見せる場となる。

 メンバーを入れ替えて臨むトルクメニスタンとの第2戦で世代としての層の厚さを見せ、勝ち点3をさらに積み上げられるか。屈辱的な結果に終わった8月のウズベキスタンから持ち帰った課題が問われるゲームでもある。

(取材・文 川端暁彦)●【特設】AFC U17アジアカップバーレーン2023予選特集

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