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[国体少年男子]上手さも、強さも、選手層も日本一へ。神奈川県が代表組不在を感じさせない戦いで堂々の決勝進出!

ゲキサカ / 2022年10月6日 7時7分

 チームの成長株の一人が山中だ。関監督は「ボールをしっかり繋げるようになりましたね。背後取られるシーンが少なくなって、ビルドアップを自信持ってやれるようになった」と目を細める。山中は登録変更でメンバー入りしたプレーヤー。だが、堂々のプレーで勝利に貢献している。

 山中は「神奈川のチームは、CB2人抜けているので、ボクと(埜口)怜乃でしっかり優勝に導かないといけない」と力を込める。U-16日本代表のCB土屋櫂大(川崎フロンターレU-18)やCB本多康太郎(湘南ベルマーレU-18)の上手さを認めた上で、1対1は自分も負けないという自信も。今大会2得点の埜口やこの日先制アシストの左SB布施克真(日大藤沢高、1年)を含め、各選手が代表組に負けないようなパフォーマンスをしていることが印象的だ。
 
 国体の登録メンバーは16人。だが、関監督は「(神奈川には)まだ他にもいますから。高体連にもいますし、発見できていない才能がめちゃくちゃいると思います。大学出たあとに化ける選手とか、ここから追い抜く子たちがいるので。いろいろなところから出てくるのが神奈川」。小中高の熱心な指導者に育成されてきた選手たち。トレセン活動でパスアンドコントロールやポゼッション、崩しのタイミングと角度にこだわって練習してきた彼らは、誰が出ても活躍できることを示している。
 
 関監督が「日本で一番上手い子たち」と断言する神奈川は、“ちこちこサッカー”と呼ばれるドリブル、コンビネーションによる攻撃的なサッカー、そして堅守で日本一へ。山中は「ここ3試合通してコーチにも段々良くなったと言われいている。自分の良さを出していきたい。“ちこちこサッカー”でしっかり日本一を目指して、明日良い形で帰れたらと思います」。神奈川U-16年代で最も上手い、最も強い、そして最も選手層が厚いことを示し、頂点に立つ。

(取材・文 吉田太郎)●第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」特集

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