1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

“初3バック”のなでしこJ、田中美南2発でナイジェリアに完封勝利! 浜野まいか&藤野あおばもデビュー

ゲキサカ / 2022年10月6日 19時24分

FW田中美南

[10.6 国際親善試合 日本 2-0 ナイジェリア ノエスタ]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は6日、国際親善試合でナイジェリア女子代表と対戦した。FW田中美南の2ゴールで2-0で勝利。U-20日本女子代表から選出されたFW浜野まいかとMF藤野あおばがデビューを果たした。

 7月に行われたEAFF E-1サッカー選手権で19年大会に続く2連覇を達成したなでしこジャパン。現在は、来年7月にオーストラリアとニュージーランドで開催される女子ワールドカップに向けて強化の日々を過ごす。そうした中、10月のインターナショナルマッチデー(IMD)の第1戦でナイジェリアと対戦。池田太監督は、同代表で初となる3バックで臨んだ。

 3-4ー3のフォーメーションを敷いた日本は、ゴールマウスにGK平尾知佳が立ち、その前にDF熊谷紗希、DF三宅史織、DF高橋はなの3枚が左から並ぶ。ダブルボランチにMF長野風花とMF猶本光、左にMF北村菜々美、右にDF清水梨紗。前線の3枚には、左からMF杉田妃和、MF宮澤ひなた、FW田中美南が入った。

 試合は立ち上がりこそ勢いがあった日本だが、ナイジェリアにボールを握られると、守備に追いやられる時間が続く。それでも、北村と清水が下がった5バックとダブルボランチ、前線の3枚でブロックを作り、組織的に奪う。

 前半6分には、左サイド、敵陣中央付近から熊谷がゴール前にボールを入れると、ボックス内で味方が競り合ってこぼれたボールに猶本が右足を振る。しかし、ゴールネットを揺らすことはできない。

 その後は、ボール奪取から攻撃を仕掛ける日本だが、敵陣内でのボールロストが目立ちゴール前まで入っていけない。前半16分には、そうした状況を打破すべく、宮澤が遠目から狙うも、枠を捉えたシュートはナイジェリアのGKチアマカ・ナドジエに下がりながら弾き出された。

 前半26分には、背後からのボールに抜け出した田中がペナルティーエリア内で決定機を迎えるも、シュートはGKナドジエがストップ。チャンスをものにすることができない。同42分には、左サイドで得たフリーキックを猶本が右足で入れると、ニア方向に走りこんだ田中がヘディング弾。ただ、シュートは威力がなく、GKに簡単に処理された。

 後半45分には、ナイジェリアのMFラシーダト・アジバデに強烈なミドルシュートを放たれるも、GK平尾が正面でストップ。前半終了間際には、ナイジェリアにゴール前でフリーキックを与えると、ショートパスで変化を加え、DFアシュリー・プラムプトルが豪快に左足を振る。シュートはクロスバーを叩き、日本は難を逃れた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください