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頭部負傷で相手に得点チャンス…JFA審判委が福岡vs名古屋の事象を説明「競技者の安全確保が第一」

ゲキサカ / 2022年10月7日 13時59分

「原則としては競技者の安全を確保することが第一」と東城氏

 日本サッカー協会(JFA)審判委員会は7日、オンラインでレフェリーブリーフィングを行い、9月3日に行われたJ1第28節のアビスパ福岡対名古屋グランパス戦の事例について説明した。

 福岡対名古屋戦では前半開始直後、福岡GK永石拓海が味方のDF宮大樹との空中での接触により、頭部を負傷したが、倒れている間に名古屋のDF森下龍矢が先制ゴール。チャンスシーンであっても選手の負傷時にはプレーを止めるべきか否かについて、大きな議論を呼んでいた。

 Jリーグレフェリーデベロプメントマネージャーの東城穣氏はこの事例について「試合を停止するのか簡単ではない事象。ドクターをすぐに呼ぶなど、レフェリーはその場で適切な対応をしてくれた」としながらも、「原則としてプレーを停止し、競技者の安全を確保する」べきだったと説明した。

 この事例でもし試合を止めた場合、福岡の選手が最後にボールに触れているため、名古屋のチャンスはなくなり、福岡の選手へのドロップボールでの再開となる。それでも「原則としては競技者の安全を確保することが第一」と東城氏。接触があった直後、ボールが左サイドに流れたタイミングで試合を止めるべきだったという見解を示した。

 その根拠は「競技者の安全確保は最も重要」と記された競技規則だという。競技規則には「競技者の安全や安心・快適さとスポーツがフェアであることのバランスを取りながら、サッカーの試合ができる限り安全でプレーできるための手助けになることを目指している」とも明記されており、サッカー競技の精神としての安全確保の重要性が強調されている。

(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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