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西村拓真への“危険タックル”…JFA審判委の見解は「一発退場」VARのコミュニケーションに課題

ゲキサカ / 2022年10月7日 15時8分

 こうした問題が起きる背景には、日本式のVAR運用の影響が大いにありそうだ。

 VARのプロトコルでは通常、ピッチ上の審判員に「明白かつはっきりとした誤り」があった場合、VAR側から主審に助言が行われることになっており、欧州などでもそのような運用になっている。一方、日本では前倒し導入の混乱を避けるためか、VAR側からまず主審の見解を問うやり取りが一般的となっている。

 今回の場面でも、VARは主審に対して「どのように見ましたか?」と尋ねている。だが、もし国際的な運用どおりに「足裏が足首に入っている。一発退場ではないか」という主旨のストレートな助言が行われていれば、そもそも今回のようなコミュニケーション上のミスは起こらなかった可能性が高い。

 東城氏はそうした運用について「『どう見たの?』と聞くことで、サポートできる状況もあるので一概にダメとは言えない」としながらも、「ただ、今回のケースは現場で見えているものと映っている事実が違う。そこを強く言うべきで、だからオンフィールドレビューを勧めなければならなかった」と振り返った。

 また「われわれが現役だった時、最初に教えられた時には『まずはレフェリーがどう見たかを聞きなさい』という教えがあった。そこから『じゃあ次のステップどうなの?』と考えることになっていたが、明らかに(判定が)違うものであれば、こういう事実があると伝えることが必要だと考えている」と見解を語った。

(取材・文 竹内達也)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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