1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[関東]大学3年生有望株のJ内定続々…磐田内定植村「オリンピックに近づく道」G大阪内定今野「即戦力で戦えるように」

ゲキサカ / 2022年10月7日 19時40分

MF植村洋斗(左)とDF今野息吹

 今年も大学最終学年を前にJリーグ内定を決める選手が多く出ている。この傾向は2018年に特別指定選手制度の規定が、入団内定を条件とするように変更になったことが大きく影響しており、体制の変更が頻繁に行われるサッカー界においては弊害を指摘する声もあるが、大学生のうちから内定先でのデビューが可能となることから、好意的な意見を持つ選手は多い。

 現大学3年生世代の有力選手の進路が続々と決まってきている。下部組織出身の選手を早めに確保するケースも増えており、ヴィッセル神戸が筑波大のMF山内翔を、名古屋グランパスが立正大のMF榊原杏太と関西学院大のMF倍井謙の“帰還”を早々に決めた。

 もちろん、育成組織出身以外の選手も対象になる。ジュビロ磐田は7月に早稲田大のMF植村洋斗(3年=日大藤沢高)を、8月に入るとガンバ大阪がDF今野息吹(3年=三菱養和SCユース)の入団内定を発表した。

 植村は3年生ながら臙脂の10番を背負い、先日まで韓国とカンボジア遠征を行った全日本大学選抜(カンボジアはU-23日本代表として遠征)にも選ばれる大学屈指のボランチだ。磐田には今春のキャンプから参加。「一番最初に声をかけてくれて、熱を感じた。チームのスタイルも自分に合いましたし、このチームでプレーしたいと思った」ことで、オファーを快諾したという。

 お手本となる選手がいることも、大きく影響した様子。「オーラが凄すぎるので、話しかけられる雰囲気じゃないけど(笑)、プレーをみれば凄いのは分かる。同じポジションなので盗めるものはあると思うし、自分のパフォーマンスに繋げられればと思います」と、大ベテランのMF遠藤保仁への羨望の眼差しを向ける。

「自分はオリンピック世代なので、少しでも早くJでプレーすることがオリンピックに近づく道だと考えました。あと1年半あるし、在学中は大学優先になると思うけど、(同じ週に)Jリーグに出て、大学の試合出るということも出来ると思う。可能性がある限りチャレンジして行きたいと思います」

 今野も今春のG大阪のキャンプに参加。すぐに獲得オファーに繋げるほどのアピールに成功した。個人的には高校時代に所属した三菱養和で1学年先輩だったFW中村敬斗(LASKリンツ)が在籍したクラブで縁も感じており、「雰囲気がよくて、サイドで仕掛けるチームなので、自分のプレースタイルに合っているなと思った」と即決したという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください