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“国体ウォッチャー”森田氏が選ぶ「国体で印象に残る活躍、将来性示した11傑」

ゲキサカ / 2022年10月8日 8時13分

DF西川宙希(大阪府、セレッソ大阪U-18 1年)
持ち味は、攻撃性能。サイドでアップダウンを繰り返し、高い位置からの左足クロスで決定機を何度も作り続ける姿が今大会では印象的だった。C大阪仕込みの技術も光り、「U-18に上がってからは、相手がプレッシャーをかけてきても焦らなくなった」と自信を覗かせる。

MF立川遼翔(京都府、京都サンガF.C.U-18 1年)
本国体では未見だが、ミニ国体でのプレーが印象的だったため、是非とも入れたかった選手だ。足元の柔らかさと、「状況によってやりたいプレーは変わってくる」と話す判断力が持ち味の大型ボランチ。中盤の底から攻撃を組み立てながら、積極的に中央を仕掛けて行く。

MF高橋友矢(神奈川県、横浜FCユース 1年)
「面白いプレーというよりは、的確に相手のいない所を突いていくのが得意」。そう話すボランチはサイドチェンジを交えながら、ロスなく味方に繋ぎつつ、ショートパスを繋いで中央を崩す神奈川の生命線となった。「ガツンと行けば獲れる自信がある」という守備の強度も魅力。

MF揚石琉生(栃木県、栃木SC U-18 2年)
開催県の栃木で違いを見せつけたのは、小学生の頃から栃木SCの試合に通い「トチエスのプロに上がって、代表にも入りたい」と話すボランチだ。上手くスペースを使って前進するプレーが持ち味で、相手を弾き飛ばす力強さもある。FW起用となった今大会は得点力も見せた。

MF白須健斗(神奈川県、横浜F・マリノスユース 1年)
お手本にするのは、同じ小柄なドリブラーであるMF本間至恩。ボールの置き所と相手との距離の取り方が上手く、一度ボールを持ったら簡単には奪われない。スルスルという表現が良く合うドリブルに加えて、味方とのワンツーでも相手ゴール前に抜せる。

FW寺下翔和(神奈川県、湘南ベルマーレU-18 1年)
プレーを見れば、「ずっと立ち上げの時からエースで考えていた」と関泰宣監督が口にするのも頷ける。気持ちとフィジカルが強く、目の前にボールが入ったら力強くグイグイとゴールまで進んでいく。ゴール前で点を合わす動きも秀逸で、相手にとってこれほど嫌なFWはいない。

FW萩原空真(宮城県、聖和学園高 1年)
受けてからの動きがスムーズで、ボールを持ってからシュートまで素早く持って行ける。加えて、スペースを積極的に狙う姿勢も目を見張り、初戦の長野戦では決勝点をマーク。続く青森戦では敗れはしたものの、ファイナルまで進んだ相手を苦しめる動きを続けた。

1985年、京都府生まれ。路頭に迷っていたころに放送作家事務所の社長に拾われ、10代の頃から在阪テレビ局で構成作家、リサーチとして活動を始める。その後、2年間のサラリーマン生活を経て、2012年から本格的にサッカーライターへと転向。主にジュニアから大学までの育成年代を取材する。ゲキサカの他、エル・ゴラッソ、サッカーダイジェストなどに寄稿している。
●第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」特集

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