1、2年生のみの広島ユースセカンドに敗れてプリンス中国2敗目。選手権覇者・岡山学芸館は重圧を乗り越え、巻き返しへ
ゲキサカ / 2023年4月24日 11時3分
なおも攻め込む岡山学芸館は43分、ゴール前の混戦からMF岡野錠司(2年)が右足で狙うも、至近距離からの一撃は広島ユースセカンドDF小谷楓河(2年)のブロックに阻まれる。その後も攻め込むが3点目は生まれず、試合終了のホイッスルが鳴った。
岡山学芸館は猛烈な追い上げも及ばず、通算成績は1勝1分2敗に。昨年度の全国選手権優勝メンバーのMF田口裕真(3年)が負傷欠場した上に、前述した木村の負傷交代も重なったとはいえ、高原良明監督は「前半の2失点が軽過ぎた。今年のチームは最終ラインが安定していないので、こういうもろさがある」と課題を指摘した。
今年は、初の日本一を勝ち取った昨年度のチームと比較される運命にある。高原監督は「選手たちはプレッシャーを感じていると思う」と心境を察しながらも、「まだまだリーグ戦もあるので」と今後の巻き返しを誓っていた。
広島ユースセカンドは前節に続く連勝で、通算成績を2勝1敗とした(第1節が7月開催のため、1試合消化が少ない)。指揮を執った岡本知剛コーチは、3-0から3-2とされた展開について「あの緊張感の中でプレーできたことは成長につながると思う」とコメント。全体の内容を「主導権を握ったサッカーができたので、これを継続していきながら成長につなげていきたい」と評した。
岡本コーチが試合前に「プレミアリーグにつなげていくよ!」と選手たちに伝えたように、セカンドチームは一人ひとりが力を伸ばし、トップチームが参戦しているプレミアリーグWESTでの出場機会をつかんで、全体の底上げを進めることも大きな目的の一つ。この日のメンバーは1・2年生のみで、3年生も含まれるチームとの強度の高い試合を経験できるプリンスリーグ中国で「良い経験ができている」と語った岡本コーチは、「プレミアリーグで試合に絡んでいけるように、さらに経験を積んでほしい」と期待を寄せていた。
(取材・文 石倉利英) ▼関連リンク
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