森保Jメンバー発表!! 南野&中山ら5選手復帰、鎌田&堂安が落選

　日本サッカー協会(JFA)は4日、10月シリーズの国際親善試合2試合に臨む日本代表メンバー26人を発表した。MF南野拓実(モナコ)、DF中山雄太(ハダースフィールド)がカタールW杯以来のメンバー復帰を果たした一方、MF鎌田大地(ラツィオ)、MF堂安律(フライブルク)が落選している。

　今回の10月シリーズは、来年1〜2月に控えるアジアカップに向けた最後の国際親善試合。また11月には北中米W杯アジア予選が始まり、来年6月まで2次予選、来年9月から25年6月まで最終予選で国際Aマッチのスケジュールが全て埋まっているため、今後約2年間は親善試合が組めない中、貴重なテストの場となる。

　欧州遠征でドイツ、トルコに連勝した9月シリーズからはトルコ戦で負傷したGK中村航輔(ポルティモネンセ)のほか、鎌田、堂安、GKシュミット・ダニエル(シントトロイデン)、DF森下龍矢(名古屋)が落選。森保一監督は鎌田、堂安の落選について「メディカル、チーム同士で確認を取った上、コンディション不良ということで招集を見送っている」と話した。

　一方、カタールW杯メンバーの南野、W杯を負傷のため参加辞退した中山、9月シリーズで負傷中だったMF旗手怜央(セルティック)が復帰。GK前川黛也(神戸)が21年3月以来、GK鈴木彩艶(シントトロイデン)が昨年7月のEAFF E-1選手権以来の返り咲きとなった。

　森保ジャパンは今月13日、新潟のデンカビッグスワンスタジアムで行われるMIZUHO BLUE DREAM MATCHでカナダ代表と対戦。17日にはノエビアスタジアム神戸で行われるキリンチャレンジカップでチュニジア代表と戦う。カナダには昨年11月のカタールW杯直前にドバイで1-2の敗戦、チュニジアには昨年6月のキリン杯決勝で0-3の敗戦を喫しており、リベンジもかかる試合となる。

■スタッフ
▽監督
森保一
▽コーチ
名波浩
齊藤俊秀
前田遼一
船越優蔵
▽GKコーチ
下田崇
▽フィジカルコーチ
松本良一
▽テクニカルスタッフ
寺門大輔
中下征樹
若林大智

▽GK
前川黛也(神戸)
大迫敬介(広島)
鈴木彩艶(シントトロイデン)

▽DF
谷口彰悟(アルラーヤン)
板倉滉(ボルシアMG)
中山雄太(ハダースフィールド)
町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ)
毎熊晟矢(C大阪)
冨安健洋(アーセナル)
伊藤洋輝(シュツットガルト)
橋岡大樹(シントトロイデン)
菅原由勢(AZ)