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[選手権]明徳義塾が“夏”のリベンジ達成!! 3発完封勝利で3年ぶりの選手権出場に王手:高知

ゲキサカ / 2023年11月7日 14時43分

 思い返せば、今年は思うように強化を図れなかった。特に守備陣の整備が進まず、攻守が噛み合わない試合が散見。インターハイ予選では準々決勝で高知国際高に0-1で敗れるなど、勝負所での弱さも目立った。さらに追い討ちをかけるように、主軸を担うボランチの青山羅尊(3年)とCBの高山拓巳(3年)が夏場に負傷。長期離脱となり、元々下級生が多かったチームからさらに上級生がいなくなった。だが、この離脱をきっかけにチームは一致団結する。

「僕たちが頑張って選手権本大会まで勝ち上がって、彼らに上の舞台を経験してもらいたいという想いが強くなった」(吉田)。

 すると、9月のリーグ戦から先発に抜擢されたラヤンや徳能が台頭し、下級生の力も加わってチーム力がアップ。攻撃面でも一から取り組み、「周りを見て止めて蹴る」(小松監督)といった基礎基本からやり直して状態が上向いた。

 調子を取り戻すと、今予選は準々決勝で夏の県王者・高知高にPK戦で勝利。接戦で競り負けない強さが備わり、この準決勝でも要所を締めて勝ち切った。

 2020年度の選手権以来となる全国舞台まであと1勝。しかし、まだ何も成し遂げていない。「次勝たないと意味がない」とは小松監督の言葉。決勝の相手は奇しくも高知国際に決まった。夏のリベンジを果たし、“明徳復活”の狼煙を上げる。

(取材・文 松尾祐希)●第102回全国高校サッカー選手権特集

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