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9-0圧勝の口火切る先制ヘッド弾! 青森山田DF山本虎「ここで負けたら“負けた代のキャプテン”に…」絶対王者の重圧乗り越え27連覇

ゲキサカ / 2023年11月6日 13時59分

 長年続く覇権の歴史への重圧は間違いなくあった。特に今季は黒田剛前監督が退任し、正木昌宣監督が新監督に就任。新たな体制で初めて迎える選手権とあり、山本にも「ここで負けたら、負けた代のキャプテンになってしまう」というプレッシャーが襲いかかっていたという。

 それでも過去の教訓を受け継ぎながら、県決勝の壁を乗り越えた。正木監督は主将を務めた1999年夏のインターハイで県予選敗退を経験した過去を持つ。山本は「そこの責任というのを一番わかっている人」の下、現主将として「自分もその責任をしっかりと持って、絶対に県では負けない、絶対に連覇を途絶えさせてはいけない」との思いを強く持ち、常勝の歴史をつないだ。

 ただ、勝ってしまえばそれは過去の話。目線はすでに首位で3試合を残す高円宮杯プレミアリーグEAST、2年ぶりの日本一がかかる全国選手権に向いている。そこでこだわるのは細部のディテールだ。「最後まで守備を突き詰めること。プレミアも再開するし、全国に向けて、もう一回、今日の課題になった守備のところを再確認したい」。3回戦敗退に終わったインターハイの悔しさも胸に、地に足をつけて晴れ舞台に挑んでいく構えだ。

(取材・文 竹内達也)●第102回全国高校サッカー選手権特集

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