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神戸弘陵が悲願の県内三冠達成!! 「彼らの自信になる」と成長を加速させ、全国へと乗り込む:兵庫

ゲキサカ / 2023年11月13日 12時11分

 ただ、神戸科技もこのまま引き下がるわけにはいかない。21分にはFW桑原輝(3年)からのボールを受けたFW岡田琉之介(3年)がゴール前まで持ち込んでシュートを放つなど、虎視眈々と1点を狙いに行く。33分には途中出場のDF森本乾仁(3年)が左サイドからクロス。河邉がヘディングで落としたボールをFW桑原輝(3年)がダイレクトで押し込み、1点を返して3-1で試合を終えた。

 県内三冠は神戸弘陵にとって悲願だった。1度目のチャンスが訪れたのは2013年。新人戦、インターハイで県の頂点に立ったが、選手権は関西学院高に準々決勝で敗れた。2度目のチャレンジとなった2018年も2冠を達成したが、選手権は3回戦・神戸国際大附高の前で涙を飲んだ。

 過去2年は新人戦でタイトルを手にしながらも総体で敗れてきたため、ようやく訪れた好機にかける気持ちは強かった。夏以降は三つ目のタイトルを掴み取るため、更なるレベルアップを図ってきたこともあり、喜びもひとしお。主将の岡は「自分がキャプテンの代で三冠を獲りたいと思っていたので凄く嬉しい」と満面の笑みを浮かべる。

 チーム史上初の偉業は選手たちの成長を加速させるのは間違いない。谷監督は「3冠は彼らの自信になると思うので、この自信を全国に上手く繋げてあげたい」と続ける。選手権の舞台で狙うのも頂点のみ。今度は全国で神戸弘陵の強さを見せつける。

(取材・文 森田将義)●第102回全国高校サッカー選手権特集

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