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目標は初の8強、国立準決勝。佐賀東が攻守で強さ示し、5-0で佐賀制覇

ゲキサカ / 2023年11月19日 10時41分

 佐賀東は、18分にも右の宮川の折り返しから江口が左足シュート。これは右ポストを叩いたが、こぼれ球をFW最所大星(3年)がゴールへ押し込んだ。佐賀商は後半15分に投入されたMF宝蔵寺晴(2年)や10番FW中村颯汰(3年)がボールを前進させ、中村の右クロスを古賀が右足ダイレクトで狙うシーンもあった。

 だが、佐賀東は右SB田中、CB後藤光輝(2年)、CB甲斐桜助(2年)、左SB江頭の4バックが終始安定。GK橋本胡亜(2年)を含めて隙を見せず、決定打を打たせない。そして、ノルマの無失点。加えて、40+4分には江口の直接FKのこぼれ球をFW{甲斐巧海}}(2年)が繋ぎ、最後は宮川が決めて5-0で試合を終えた。

「佐賀の中では負けずに、ここからガーッと上がっていけるようにしたい。全国で上位に普通に行けるように」(蒲原監督)なることを目指す公立校・佐賀東が、佐賀決勝で会心の5-0。これまではポジショニングを意識したパスワークなど攻撃面に傾倒していたが、意識して守備面を強化し、より攻守にバランスの取れたチームになってきている。指揮官が「人間性も含めて後ろの連中が安定している」と説明する2年生4バックの台頭も強さの要因。全国大会の目標は初の8強を越えて、国立準決勝へ進むことだ。

 宮川は「自分たちの代はラストなので、全国ベスト4行って、最後国立で終わりたいので、攻撃もそうですけれども、守備の強度をもっと上げないといけない」。インターハイでは緊張もあって力を出しきれずに初戦敗退。その反省から、安定して自分たちの力を発揮するチーム、自分たちらしく攻守で前へ行けるチームになることも目指してきた。この日、決勝で普段通りの力を発揮できたこと、立ち上がりから相手を飲み込むことができたことは収穫。ここからよりこだわってチーム力を高め、目標を達成する。
前半2分、FW宮崎空夢が先制ゴール
2年ぶりの選手権出場を喜ぶ
(取材・文 吉田太郎)
●第102回全国高校サッカー選手権特集

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