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川崎F山根視来が挙げた守備の課題、指揮官は“即時奪回”の姿勢を尊重「選手全員がまず取りに行く」

ゲキサカ / 2023年11月29日 17時0分

 しかし守備に関して、山根自身は課題も挙げていた。「自分たちから奪いに行きすぎて剥がされて、ちょっと危険なミドルを打たれた」と数少ないながらもピンチの場面を振り返る。2-0で迎えた後半6分には山根のプレスが中盤で外され、同サイドから相手の攻撃を許した。そのまま自陣まで入られ、シュートこそ枠外をわずかに逸れていったが、奪いに行きすぎたというひとつのシーンではあった。

 だが、指揮官は山根を称えた中で「奪いに行きすぎた」シーンを強調し、その姿勢を否定しなかった。「多少こぼすこと、抜かれることはある。それはチームとしてカバーしていくことで、また本人が奪い切るところにフォーカスしていくところ。選手全員がまず取りに行くという姿勢を見習っていければいい」。即時奪回を完遂することを求めつつ、その姿勢自体はチームの手本として語っていた。

 アジアの頂点に一歩ずつ近づいている。当初はジョホール(マレーシア)、蔚山現代(韓国)、ムアントン・ユナイテッド(タイ)という並びに“死の組”とも言われていたが、蓋を開けば5連勝。最終節を残し、グループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。たびたびACLへの思いを語る山根は突破を決めた今、改めて「本当にチャンスだと思っている」と力を込める。「いまのメンバーだからこそ、ACLでタフに戦える。一番上まで行けるように、みんなでまた高め合いたい」と自信をのぞかせていた。

(取材・文 石川祐介)●ACL2023-24特集

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