目標、注目選手は?選手権出場6校の指揮官が近畿地区代表校共同記者発表会に出席
ゲキサカ / 2023年12月2日 19時44分
今大会のダークホースとして名前が挙がるのは、3年ぶり12回目の出場となる神戸弘陵高。谷純一監督はこう口にする。「選手権予選前に県を優勝して、全国も優勝しようと伝えて挑んだ。(予選は)昨年から出ていた選手が中心となって、悪い流れでも落ち着いてゲームを運んでくれた。今年は新人戦、総体、選手権の3冠を達成したので、しっかり子どもたちに自信を持たせて、(初戦の)仙台育英に勝ちたい」。
今年は阪神タイガース、ヴィッセル神戸と兵庫県のスポーツチームが優勝していることも弾みになっている。「生徒たちも“アレのアレ”ということをよく言っているので、全力でサポートしたい」。キーマンとして名前が挙がるのはプリンスリーグ関西2部で得点王となったFW馬場悠平(3年)。「2年生の頃は背後への抜け出し専門だったが、3年生になってフィジカルが付いてボールを収められるようになった。左足、頭とパターンが豊富になっているので全国でも決めて欲しい」。
初芝橋本高は3年ぶり17回目の出場。阪中義博監督が今年のチームの売りとして話すのは、チームの馬力。強い代の特徴である攻守ともにパワフルな戦いが年間を通じてできているという。今年は新人戦、インターハイ、リーグ戦でも県を制し県内では頭一つ抜けた存在となっている。「無敗で選手権予選に挑んだが、簡単に勝たせて貰えないと予想していた。選手も和歌山で勝っているから、選手権も獲りたい、是が非でも勝ちたいという気持ちがプレッシャーになった。大きなプレッシャーの中で勝ち上がれたのは大きな財産になった」。
「初戦を勝ち上がって、できるだけに上に行きたい」と話す指揮官が、キープレイヤーと挙げるのはDF石丸晴大(3年)。「1年生からAチームで活躍してくれた。昨年もレギュラーで試合に出ていた。今年度はキャプテンとして後ろで支えてくれている。大黒柱である彼らがいれば監督がいらないんじゃないのと思えるぐらい。技術も高くて抜群のサッカーセンスも持っている」。そう指揮官が評するリーダーの出来が全国大会の結果を左右する。
今年の近畿勢は可能性を秘めたチームばかり。2010年に滝川二高が日本一を掴んで以来と果たせていない関西勢の優勝が実現するか注目が集まる。
(取材・文 森田将義)
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