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[MOM917]大阪学院大MF関俊哉(4年)_静学で選手権Vも出番なし「悔しさはずっと…」大学日本一&オファー獲得への初戦弾

ゲキサカ / 2023年12月8日 6時0分

大阪学院大MF関俊哉(4年=静岡学園高)

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.7 インカレ1回戦 大阪学院大 1-0 九州産業大 第一カッターフィールド]

 拮抗した試合の勝敗を分ける決勝点は、4年生アタッカーの課題に取り組むひたむきな姿勢から生まれた。

 大阪学院大MF関俊哉(4年=静岡学園高)は0-0で迎えた後半21分、左サイドをえぐったFW澤崎凌大(4年=徳島ユース)の折り返しに反応すると、右サイドハーフからゴール前に走り込んだ。「クロスが来たので最初は右足で打とうかなと思ったけど、相手が来ていたのが見えて、ちょっと中に運んで左足で決めようと」。苦手としていた逆足のシュートを決断し、見事にゴールマウスへと沈めた。

 ゴールを決めた直後、関は真っ先にベンチで喜ぶ石櫃洋祐コーチのもとへと向かった。現役引退後の一昨季からコーチに就任した元Jリーガー指導者は決勝ゴールの陰の立役者。この大会に向けて関は「自主練で左足シュートの練習を重点的にしていた」という中、石櫃コーチに練習に付き合ってもらっていたのだという。

 左足シュートを練習していたのには理由があった。「リーグの終盤戦で同じようなシーンで空振ってしまって……」。静岡学園高では両足のトレーニングを重ね、ドリブルは左右遜色なくできるようになっていた関だったが、シュートなどの左足キックは苦手としていた。しかし、関西学生リーグ終盤戦でシュートミスをした悔しさが残り、大学生活最後の大会に向けて努力を重ねてきていた。

 そんな姿が実った一撃。試合後には實好礼忠監督も関の努力に触れ、「ああいうゴールに近いところに流し込むとか、当てるという左足のシュートはずっと練習していて、石櫃とずっと積み上げてきていましたから。みんなもそれを見ていたので決められて良かったですね」と目を細めていた。

 関にとって、今大会は自身の進路を大きく左右する大事な期間。卒業後はプロ入りの道を模索しているが、「現状は進路が決まっていない状態」だという。だからこそ、「オファーを待っているし、そのために結果にこだわっている」とモチベーションは高く、この日の活躍で一歩前進した形となった。

 さらに大学生活最後の全国大会に向けては、もう一つの思いがあった。

 関は2019年度、静岡学園高で全国高校選手権制覇を経験しているが、当時ウインガーには鹿島内定が決まっていたMF松村優太、緩急のドリブルでブレイクを果たしたMF小山尚紀がいたため、選手権メンバーには入りながらも1試合も出番はなかった。「優勝は嬉しかったけど、そこの悔しさはずっとあって、大学でも持っていた。大学で優勝したいという気持ちがある」。自身のキャリアだけでなく、“日本一”への思いも強く持っている。

 当時の同期のMF浅倉廉(拓殖大)とは日々連絡を取り合うほど仲が良く、すでに藤枝MYFC加入が決まっている姿に刺激を受けている様子。また鹿児島に加入内定が決まっているMF井堀二昭(東海学園大)とはインカレに向けた練習会場が重なり、会話を交わしたばかりだったという。「彼らと同じ舞台に早く行きたいという思いがある」(関)。だからこそ、初戦での活躍はまだ通過点。今度は自らの力で日本一に輝くべく、そしてJクラブからのオファーを勝ち取るべく、ここから結果を出し続けていくつもりだ。

(取材・文 竹内達也)●第72回全日本大学選手権(インカレ)特集

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