1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

最終4本目にFW小田が2発。“兄貴分”の日本高校選抜候補がU-17日本高校選抜候補に4-2で勝利

ゲキサカ / 2024年1月24日 10時39分

 一方のU-17候補はGK佐々木智太郎(昌平高2年)、右SB笹修大(札幌大谷高2年)、CB五嶋夏生(大津高2年)、CB谷口輝(西武台高2年)、左SB岡崎礼暉(関東一高2年)、MF新垣陽盛(神村学園高2年)とMF福島和毅(神村学園高1年)のダブルボランチ、右SH清水彪雅(旭川実高2年)、左SH長、2トップは柚木と久保原が務めた。

 U-18候補は右SB野田が積極的にビルドアップやサイドの崩しに係るなど、右サイドからチャンス。立ち上がりに野田、西川、尾崎で右サイドを攻略し、小嵐がクロスバー直撃の右足シュートを放った。だが、この後も決定的なチャンスを作りながら活かすことができない。

 対するU-17候補は13分にCB森奏(堀越高2年)とMF宮地陸翔(京都橘高2年)を同時投入。その直後、相手GKのロングキックを笹が跳ね返すと、セカンドボールを拾った宮地のパスから久保原が一気に仕掛けて右足を振り抜く。これがファーサイドのネットに決まり、合計2-2の同点に追いついた。U-18候補がまた攻撃のギアを上げようとするが、U-17候補は対人で強さを見せる笹や佐々木中心に守り、25分間を1-0(合計2-2)で終えた。

 4本目、U-18候補は3本目から声を発し続けていたGK鈴木、右SB梶、CB八巻、CB尾崎、左SB五来、MF堀とMF野田のダブルボランチ、右SH小嵐、左SH布施、そして、FW小田晄平(昌平高3年)とFW山本吟侍(高川学園高3年)が2トップを組んだ。

 一方のU-17候補はGK藤間広希(矢板中央高2年)、右SB杉野太一(桐光学園高2年)、CB富樫龍暉(流通経済大柏高2年)、CB五嶋、左SB江頭瀬南(佐賀東高2年)、MF平林尊琉(前橋育英高1年)とMF澁谷陽(旭川実高2年)のダブルボランチ、右SH大成健人(神村学園高2年)、左SH長村星波(瀬戸内高2年)、そしてFW矢崎レイス(尚志高2年)とFW日高元(神村学園高1年)が2トップを組んだ。

 選考合宿のラスト1本。勢いに乗るU-17候補と再び勝ち越そうとするU-18候補が立ち上がりから攻防戦が繰り広げた。高校選抜入りしてサッカー人生を変えるという思いを表現した選手も。U-18候補MF堀のドリブルシュートやU-17候補MF平林の中央突破など互いにゴールを目指し合う中、U-18候補が次の1点を奪う。

 18分、自陣PA付近でボールを奪うと、布施の斜めのパスで前を向いた小田が左中間からドリブル突破にチャレンジ。「下の学年に引き分けとか負けは絶対に嫌だった。自分が決めたかった」という小田が強引に抜け出し、そのまま右足を振り抜くと、ボールはGKを弾いてゴールに吸い込まれた。

 さらに21分、U-18候補は堀がセカンドボールを回収し、縦パスを山本吟が繋ぐ。最後はボールを受けた小田が右へのドリブルから対角の右足シュート。これがファーのネットに突き刺さった。この後も布施と山本の奪い返しから小嵐が決定的な左足シュートを放つなどゴールを目指し続けたU-18候補が25分間を2-0で終え、合計4-2で勝利した。ともにこの練習試合で4日間の選考合宿を終了。チャンスを勝ち取った選手が日本高校選抜、U-17日本高校選抜として新シーズン前の貴重な活動に参加する。

(取材・文 吉田太郎)

●第102回全国高校サッカー選手権特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください