アジア杯の悔しさ噛みしめて…柏FW細谷真大は4月再びアジアの舞台へ「優勝してパリの切符をつかみたい」
ゲキサカ / 2024年2月19日 22時57分
日本代表での悔しさを残しながらも、新シーズンには胸を躍らせる。柏レイソルのFW細谷真大は19日、Jリーグ開幕PRイベントに出席。「ワクワクしている気持ちが今は一番。もちろんゲームに入ったら勝つ気で行く。体が固くなって難しい展開になる時間帯もあると思うので、そこはチーム一丸となってがんばりたい」と気を吐いた。
2月頭まで日本代表として参加していたアジアカップを終え、細谷は少しの休養からチームに合流。その直後である18日、ちばぎんカップにメンバー入りした。
ベンチスタートとなるも後半開始からピッチへ。1-2で敗れ、自身の得点でチームを勝たせられなかったものの、意味ある時間だったことを語る。「しっかり45分出られたところは、来週に向けていい準備ができたかなと思っている。(開幕まで)あと1週間あるが、しっかり勝つためにいい準備したい」と力を込めた。
今回のアジア杯ではパリ五輪世代から細谷、GK鈴木彩艶(シントトロイデン)、GK野澤大志ブランドン(FC東京)が選出された。細谷はグループリーグ初戦のベトナム戦で先発出場も前半45分で途中交代。日本が敗れた準々決勝・イラン戦(●1-2)では終了間際に投入されるも、大きな活躍を残せずに大会を去った。
敗戦から少し時間が経ち、改めて大会期間の学びを思い返す。ベトナム戦は前半45分でお役御免となった。「タイミングの違いや自分の背後ではないときの呼び込むところはまだまだ。そこが一番(の交代理由)と思う」。一番印象に残ったことは「切り替えの速さ」だという。「それを常に練習で意識しながら取り組んでいきたい」と課題に向き合った。
A代表の大半を占める欧州組からも大きな刺激を得た。「ヨーロッパでやっている選手が多かったので、短い期間だったがいい経験になった」。細谷と同じパリオリンピック世代は今冬にも海外に旅立っているが、細谷自身は残留。挑戦する可能性もあったのか、それでも国内でプレーするという理由に、昨年12月の天皇杯準優勝を挙げる。
「天皇杯でああいう負け方をした。自分も決定機があったなかでチームを勝たせられなかったところは、自分の実力不足だった。アカデミーからこのチームをずっと背負ってきているので、タイトルを取りたいとずっと思っている」
将来的な海外挑戦の意向にも「難しい質問ですけど…」と笑顔ではぐらかす。「自分の夢として考えたらワールドカップにまず出場するところではあるので、そこはあまりお答えできない」と明言を避けた。
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