J1復帰へ白星スタート! 清水は熊本に先制許すもDF山原怜音弾&OGで2-1逆転
ゲキサカ / 2024年2月26日 14時19分
[2.25 J2第1節 熊本 1-2 清水 えがおS]
J2リーグは25日、各地で第1節を開催した。清水エスパルスは敵地でロアッソ熊本と対戦。2-1で勝利した。
昨シーズンを14位で終えた熊本と、あと一歩のところでJ1復帰を逃した清水の24年開幕戦。熊本はMF古長谷千博(←常葉大)とFWベ・ジョンミン(←九州産業大)の大卒ルーキーが先発入り。清水はDF蓮川壮大(←FC東京)、DF住吉ジェラニレショーン(←広島)、MF松崎快(←浦和)、MF中村亮太朗(←鹿島)の新戦力がスタートのピッチに立った。
試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。熊本は最終ラインから丁寧にパスを繋いでボールを前進。MF石川大地をターゲットにしつつ、その脇からFW松岡瑠夢、ベ・ジョンミンが顔を出した。
対する清水も後ろからしっかりと組み立てて攻撃を構築。両サイドのMF松崎快とMFカルリーニョス・ジュニオ、中央のMF乾貴士が起点となり、先頭のFW北川航也を狙った。
清水は前半34分、ペナルティエリア内に抜け出した北川が飛び出してきたGK田代琉我を右へ交わしてゴール前にクロス。松崎が頭で合わせたが、シュートはポストを叩いた。同37分にはMF宮本航汰がミドルシュートを放つも、わずかに枠の左。先制点を奪うことができない。
すると、先にスコアを動かしたのはホームチームだった。熊本は前半39分、敵陣中央、右サイド寄りのところでフリーキックを得ると、キッカーはMF豊田歩。左足で放ったボールがゴール前の混戦の中バウンドし、そのまま吸い込まれていった。
試合は熊本の1点リードのまま前半を折り返すと、後半開始早々に清水にチャンスが訪れた。ペナルティエリア内右でパスを受けたDF原輝綺が右足を振るも、こちらはクロスバーに直撃。直後のコーナーキックから北川がヘディングシュートを放ったが、これは枠を捉えることができなかった。
それでも清水は後半15分、前線で北川が時間を作ると、左から追い越してきたDF山原怜音にパス。ペナルティエリア内左からゴール右に決めて試合を振り出しに戻した。
両チームは交代枠を使いながら勝ち越しのゴールを狙う。清水は2種登録(清水ユース所属)のMF西原源樹がJリーグデビュー。熊本は柏レイソルからレンタル中のDF岩下航が途中起用で初出場となった。
試合終盤にかけて攻勢に転じた清水だが追加点が遠い。それでも後半43分、絶妙なタイミングで宮本からスルーパスを引き出した原がペナルティエリア内右からグラウンダーのボールを入れると、熊本の岩下に当たってゴールへ。土壇場で逆転弾を挙げ、2-1で勝利した。
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