第1戦で推進力不足に陥ったなでしこJ…クラブで好調の林穂之香は出番待つ「前の圧力は増やしていきたい」
ゲキサカ / 2024年2月27日 23時6分
運命の第2戦で出番を待つ。日本女子代表(なでしこジャパン)は28日のパリオリンピックアジア最終予選第2戦で北朝鮮女子代表と対戦。第1戦では出場がなかったMF林穂之香(ウエスト・ハム)は「明日の一戦で(女子サッカーの未来が)変わると思う。自分たちの手で掴み取りたい」とパリ五輪切符獲得を誓った。
この1か月はウエスト・ハムで躍動した。2月4日のFA女子スーパーリーグ第13節ではアーセナル相手に2-1でクラブ史上初勝利。林は前半28分にピンチを救うスライディングタックルやPK誘発のロングパスなどで大活躍し、プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出された。
2月の月間最優秀選手にもノミネートされて調子は上向きだった。しかし第1戦が行われたサウジアラビアにはイギリスから直行も、ベンチスタートから途中出場とはならなかった。
第1戦ではアンカーをDF熊谷紗希が務めたが、チームは前線への推進力を生み出せず。第2戦で出場の可能性もある林は、試合への展望を語る。「1対1は絶対に勝ってアドバンテージを取りたい。守備で失点すると苦しくなるのはわかっているので慎重に行きつつ、前の圧力は増やしていきたい」と攻撃面でのプレー改善を見据えていた。
なでしこジャパンの歴史を左右する試合に臨む。第1戦の前日、ミーティングでは熊谷紗希から2016年リオ五輪アジア最終予選敗退の話を聞いた。「もちろんそういう歴史は知っていた。だけど実際に経験した選手から話を聞いて、より一層そういうところに自分はいるんだと再認識できた」。共通認識を持ったチームの一体感はより強まったという。
27日には戦いの舞台、国立競技場で前日練習を行った。「いい緊張感というか、すごくワクワクした感じ」(林)。選手たちは笑みをこぼしながらも引き締まった表情で練習に励んだ。林は「緊張というより楽しみ。明日の試合は絶対に勝ってやるという気持ちのほうが強くなった」と力を込めた。
(取材・文 石川祐介)
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