1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

藤野あおばが決勝弾!! なでしこJ、北朝鮮との“180分”激闘制してパリ行きの切符掴む! 2大会連続6回目の五輪出場へ

ゲキサカ / 2024年2月29日 2時22分

20歳のMF藤野あおばが決勝ゴール

[2.28 五輪アジア最終予選(女子)第2戦 日本 2-1 北朝鮮 国立]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は28日、パリ五輪アジア最終予選の第2戦で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と対戦した。日本はMF藤野あおばの決勝ゴールを守り抜いて、2-1で勝利。2大会連続6回目の五輪出場が決まった。

 サウジアラビアで行われた24日の第1戦をスコアレスドローで終えたなでしこジャパン。池田太監督はDF古賀塔子、FW植木理子に代えてDF北川ひかる、FW上野真実をスタメンに抜擢した。

 ここまで4-3-3で戦ってきた日本は、昨夏の女子W杯でも強さを発揮した3-4-3のシステムで運命の一戦へ。ゴールマウスはGK山下杏也加が託され、3バックは左からDF南萌華、DF熊谷紗希、DF高橋はな、左のウイングバックに北川、右にDF清水梨紗が入った。ダブルボランチにMF長野風花とMF長谷川唯が並び、シャドーの位置にMF上野真実と藤野。最前線はFW田中美南が任された。

 試合は立ち上がりから日本がボールを握った。3バックからの配給で攻撃を組み立てると、中盤の長野、長谷川がサイドに散らす。高い位置にポジションをとる北川、清水にボールが入ると、そこからクロスや仕掛けでゴール前へ。上野、藤野を経由して先頭の田中を狙った。

 日本は前半20分、自陣ハーフウェーライン付近の熊谷から縦パスが入ると、田中がフリックで上野へ。上野がワンタッチでリターン。田中が相手DFラインの背後に抜けかけたが、体をぶつけられてうまく持ち運ぶことができなかった。

 前半22分には左サイドからMFチェ・クムオクに突破を許すも、カバーに入った高橋が対応。直後には、右サイドからのフリーキックをペナルティエリア内でMFジュ・ヒョシムに折り返され、混戦状態の中からピンチを迎えたが、なんとかボールを蹴り出した。

 主導権を握りながらもゴールが遠い日本。それでも前半26分、敵陣中央でフリーキックを得ると、北川が左足で浮き球を入れる。ペナルティエリア内で熊谷が競り合ったボールは左に流れたが、上野の折り返しを田中が頭で合わせた。このシュートはGKパク・ジュミに触られたが、クロスバーを叩いて手前にこぼれたボールを高橋が押し込んでゴールネットを揺らした。

 先制に成功した日本は追加点を狙って前がかりに。ボールロストからカウンターを受けて自陣への侵入を許すと、セットプレーから危ないシーンを作られた。前半45分には、左サイドから最大のピンチを迎えた。ペナルティエリア内のMFリ・ハクにパスが入ると強引にゴール前へ。MFチェ・クムオクがヒールシュートで放ったボールが枠内に転がるも、山下がゴールラインぎりぎりのところで掻き出した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください