柔軟な戦術変更が奏功したなでしこJ、熊谷紗希が見出した“ストロング”を出すためのサッカー論
ゲキサカ / 2024年2月28日 23時5分
「3-4-3がひとつ自分たちの形になるのかもしれない。だけど、そのなかで相手によって4-1-4-1だったり、4-2-3-1だったり、自分たちがピッチのなかで戦い方を変えながらできることがもう少しできれば。オリンピックも短期決戦。そういった意味で本当にチームの力になっていくのかなと」
自分たちのサッカーで相手に勝ち切ることが理想だが、熊谷の考えはより柔軟だ。「自分たちが形を変えても自分たちの良さが出せるならば、確実にそのほうがいい。相手のストロングを消して、自分たちのストロングを出すことがすごく重要になる」と説明する。
「相手のストロングとこっちのストロングが同時にぶつかっても、たぶん私たちはうまくできるかわからない。(相手のストロングを)うまく消しながら、そのなかで自分たちのストロングを出していくことができるチームだと思っている。その線で行くことが、自分たちがこれからも生きていく術だと思う」
五輪切符を獲得したが、新たな戦いまでの時間は少ない。「オリンピックは出場チームも少ない。そういったところも自分たちのアドバンテージにしながら戦っていければ、ポテンシャルは必ずある。まちがいなくみんなで金を目指してやっていきたい」。予選で見出した戦い方を磨き、本大会で最高の色を目指すつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
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